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本文とルビ文字(ふりがな)との間隔を狭く/広くする [Word]

Word で文章にルビ(ふりがな)を振るには、ルビを振る文章範囲を選択して、[ホーム] タブのフォントにある [ルビ] を使用して、簡単にルビ(ふりがな)を設定することができます。
※一度に設定できるのは1~2行程度の範囲です。

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文章の範囲を選択して [ルビ] を指定すると、下図のようなルビ設定ダイアログが表示されてきます。
どのようにルビを振るか、必要に応じて配置、フォント、オフセット、サイズを設定します。
サイズは、本文のフォントサイズにより変化します。

zu-008-1.jpg

[文字単位] を指定すると、1文字ごとのルビ設定に変わります。

zu-008-2.jpg

[文字列全体] を指定すると、文章に対してのルビ設定に変わります。

zu-008-3.jpg

ルビ設定ダイアログでは、本文とルビの文字の間隔(オフセット)は 0 が既定値で、正の値(本文の文字から離れる方向)のみに変更可能となっています。
文書が横書きの場合、ルビは文章の本文の上側、縦書きの場合は右側に設定されます。

ルビはフィールドコードを表示して、ルビだけ文字色を変えたり、ルビの位置を本文の下側(縦書き時は左側)に表示するようにルビの設定を変えることができます。
ルビを設定した後 [ALt]+[F9] を押して、フィールドコードの表示と通常表示を切り替えて表示することができます。
¥up 9(もじ),文字) のように、( ) 内に小さく書かれた文字がルビで、手前の up を down に変更して、本文との距離(ポイント)を指定すると(下図の赤の下線部分)、本文の下側にルビ位置を設定することができます。
ポイントの基準は本文の文字の下端(横書き時は左端)位置が基準 0 になっています。
通常、本文の文字の下部には下線を引くための余白があるので、ルビのフォントサイズを指定しても 2ポイントの隙間が空きます。

zu-008-4.jpg

文書の段落の設定を [1行] に設定している場合、ルビのある行とルビのない行の、本文の行間隔が同じにならずに、ルビの設定されている行間隔が広くなるので、ルビのない行との行間隔にばらつきが出ます。
文章全体の見た目が良くないような場合は、行範囲を選択または文書全体の段落の設定で、ルビ文字が正常に表示される間隔で、行間隔を [固定値] に変更するようにします。
注)図(画像)などのオブジェクトの文字列の折り返しを [行内] で挿入している場合は、1行の幅のみ表示されるようになって、図などが正常に表示されなくなりますので、この箇所だけは [固定値] としないようにします。

zu-008-5.jpg


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ヤマムサ

とても参考になりました
by ヤマムサ (2023-07-16 21:17) 

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