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Microsoft Office のプロダクトキーを紛失した場合の再発行手続き [Office全般]

購入した PC に付属のプレインストール版の Office 製品、または別途購入したパッケージ版/ダウンロード版の Office 製品のプロダクトキーを紛失した場合の再発行についての情報です。

----- 2021年12月23日 追加 -----
<重要>
2021年10月以降、サポート窓口でのサービス内容に変更が行われたようで、従来と対応が変わってきています。
プロダクトキーの再発行についての公開情報には、以下のように書かれています。
キーを隠している銀色のシールを剥がすときに、破損によってキーの文字が読めなくなってしまったような場合は、再発行できる可能性があるのでサポート窓口まで連絡してください。
それ以外の紛失などによる場合は、不可となるので新規購入が必要になるということのようです。

プロダクト キーを紛失したか、破損しました

新しい Office 2021 を搭載 PC の場合は、デジタル プロダクトキーになっている機種もあるようです。
この場合はプロダクトキーの書かれたカードは付属しておらず、設定でアクティブ化するだけで使用可能になります。
※プロダクトキー カードの付属している機種もありますので、PC 購入時に確認してください。

パッケージ版の Office 2013、Office 2016 以降の製品は、プロダクトキーを使用して初回の設定が済むと、使用した Microsoft アカウントに Office のライセンスが紐付けされるようになっているので、これi以降は購入したプロダクトキーカードは不要となって、Microsoft アカウントで再インストールや 2台目の PC への追加や別 PC への移行なども可能になります。

初回の設定を行う前に、梱包品の内容物をよく確認しないで紛失したような場合、購入 PC が Microsoft Surface の場合に限っては、再発行して貰えるようです。

プロダクトキー紛失

詳細についてはサポート窓口まで、営業時間内に問い合わせて確認してください。
Windows 10 以降は、スタートメニューの<問い合わせアプリ>から問い合わせできます。
手順に従って操作していくと、最後にチャットまたは電話 (コールバック) が表示されてきます。


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以下は、2021年10月以前の内容です。

PC を初期化して Office を再インストールする場合や、Office のオンライン修復を行うとプロダクトキーの入力を求められる場合があるようで、プロダクトキーを紛失して入力できないと Office を使用することができなくなります。
※ Office 2010以前、プレインストール版の Office 2013、法人向けのプレインストール版の Office 2016/2019 は、再インストールの時も購入時のプロダクトキーを使用しますので、紛失すると何もできなくなります。

Office Premium、Office 2016、2019、Microsoft 365、およびパッケージ版/ダウンロード版の Office 2013 は、初回のセットアップを行うときだけ購入時のプロダクトキーを使用します。
その後は、使用した Microsoft アカウントに Office のライセンスが紐づけされるので、一度インストールを行った場合は、紐づけされた Microsoft アカウントでサインインして再インストールできるようになっています。
初回と同じようにプロダクトキーを使うと、「既に使用済みです」とエラーが表示されます。

初回のセットアップをする前に紛失してしまった場合は、Office のバージョンに関係なく、セットアップができないので、Office は使用することができなくなります。

サポート窓口へ問い合わせする場合は、プロダクトキーを聞かれることがあるので、所有していないとサポートを受けることができないことがあります。
PC の譲渡をする場合には、購入時の Office のプロダクトキーも一緒に譲渡することが必須になっているため、紛失などで渡さない場合は、譲渡された人は Office を使用することができなくなります。
※ Microsoft アカウントはメールアドレス、パスワード、Office 365 サービスの支払い情報などがあるので、他人に引き渡したり開示するのはNGです。

Microsoft Office は、プレインストール版で 20,000円程度、パッケージ版/ダウンロード版は 30,000円以上と高価な製品ですが、プロダクトキーの紛失/廃棄は Office を捨てたことと同じことになってしまいます。

プレインストール版の Office は PC の一部としての扱いで、PC メーカーから提供されていますが、ライセンス(使用権)の管理はマイクロソフトが行っています。
このため、プロダクトキーは PC メーカーのマニュアルやサポート情報などには「再発行することができません」と書かれています。
紛失してしまった場合は、マイクロソフトのサポート窓口に連絡して、再発行の依頼手続きが必要になってきます。

再発行ができる条件として、Office の正規の所有者であることが証明できる、以下のものを用意しておく必要があります。
1. Office をインストールしてある PC のメーカー、型式、シリアルNo(製造番号)
2. インストールしてある 20桁の Office のプロダクトID
3. Office を購入したことを証明できるレシートなど(無い場合は購入店から入手が必要)
 Office のパッケージ、説明書などでも受け付けてくれる場合もあるようです。
4. 該当バージョンの Office のサポート期間が終了していない。

上記の内容が揃っている状態で、マイクロソフトのサポート窓口に問い合わせて、プロダクトキーの再発行を依頼します。

Office を所有していることを証明できるものが無い場合は、再発行を拒否される場合があります。
プロダクトIDは、PCに Office がインストールされている状態になっていないと確認することができません。([ファイル]➜アカウントから [xxxxx のバージョン情報] ボタンで確認できます)

zu181115-2-2.jpg

図は Word 2016 の例ですが Excel、PowerPoint などでも確認できます。
Offie 2013 や 2019 も同様ですが、Office 2010 はファイル→ヘルプから参照します。

なお、新規にセットアップや再インストールをしようとして紛失に気が付いた場合、あらかじめプロダクトID がわからない場合などはどういう扱いとなるか不明なので、サポート窓口で相談してください。
再発行可能である場合は、購入を証明するレシートなどの提出をすることになると思います。

サポート窓口(場合によっては Office の担当窓口に回されます)で確認が取れると、再発行されることになって、新しいプロダクトキーと再インストール用の DVD が送付されてくることになると思います。( Office によってプロダクトキーだけになることもあるようです)
届くまでの期間は 2~3週間程度で、受け取ったらそれを使用して再インストールすることになります。
PC によっては DVD ドライブがないものもありますので、このような場合はどうすれば良いかは、問合せした時に確認してください。

zu181115-2-1.jpg

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プロダクトキーを破損の場合は、購入を証明できるものがあれば再発行されるケースもあるようですが、紛失の場合には再発行されない場合もあるようです。

以下の Microsoft の情報の、「プロダクト キーを紛失したか、破損しました」個所に関連のことが書かれています。
Office でのプロダクトキーの使用

最近の Office は、初回に一度だけ購入時のプロダクトキーを使用して、それ以降は ライセンスが紐づけされた Microsoft アカウントを使用するようになっています。
一度もインストールしていない場合は、PCとの関係を証明できるプロダクトID がないので再発行が難しくなって、紛失すると Office が使えないだけでなく、再購入が必要などによって大きな損失になってしまうことがあります。
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コミュニティ サイトを見ていると、「プロダクトキーを紛失したが、どうすれば良いか」という質問をよく見かけます。
条件によって一度だけなら再発行に応じてくれることがあるようですが、紛失しないことが一番なので、使用した Microsoft アカウントもカードにメモして、場所を決めて保管しておくか、PC のどこかに貼り付けておくなど、無くさないように対処しておくと良いでしょう。

Office のライセンスが紐づけされた Microsoft アカウントを忘れると、再インストールやライセンス認証などができなくなって使えなくなりますので、これも要注意です。 個人情報を含むため、Microsoft のサポートに問い合わせても教えて貰うことはできません。 ※Microsoft アカウントはロック/削除されないように、1年に1回以上はサインインするようにします。

「プロダクトキーカードが付属していなかった」という質問もありましたが、おそらく以下の後者のケースのように思います。
プレインストール版の Office のプロダクトキーカードは、国内メーカーの多くは PC の梱包している箱の中に入っていると思いますが、海外メーカーの場合はビニール袋に入れて箱の外に貼り付けてあることもあるようなので、箱などを廃棄する前に付属品が揃っているか確認したほうが良いでしょう。

Office 2010 以前のバージョンはすべてのサポートが終了しているので、対象になるか不明です。
セキュリティ面で問題があるので、新しいバージョンを購入して移行することを推奨します。
Office 2013、Office Premium、Office 2016 は Windows 7 以降で動作しますが、Windows 7 は 2020年1月14日ですべてのサポートが終了しています。
サポート期間にある Office は 2月以降の更新が適用されなくなりますので注意が必要です。

Windows 用の Office のサポート期間は発売後 5年間で、セキュリティ更新の延長サポートが5年間の合計10年間です。(購入日からの期間ではありません)
Office 2019 は延長サポートが 2年間、Office 2021 は延長サポートがありません。

Mac 用の Office は、Office 2016 までがすべてサポート終了となっています。
新しい Office 2019 は Windows 10 または Mac が動作対象になっています。
Office のサポート期間は発売開始後10年間ですが、Office 2019 は 7年間で Office 2016 と同じ時期にサポートが終了になります。
Mac 用は、発売後5年間のサポート期間となっています。


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