SSブログ

Wordで図形の塗りつぶしの色、図形の枠線を初期設定(既定値)を変更する [Word]

挿入 → 図形で任意の図形を作成すると、既定では以下のように青色の塗りつぶしの色と枠線の図形になります。

  zu230117-1.png
 図1 図形の既定の色

図形の塗りつぶしの色や枠線の色が、常に変更した状態で作成されるように既定の設定を変更することができます。(下図は、塗りつぶしの色を「なし」、枠線の色を黒に変更した例です。)

 zu230117-2.png
 図2 変更した既定の図形の例

■ 開いている文書のみ、既定の設定を変更したい場合
[挿入]→[図形] で任意の図形を作成して、図形の塗りつぶしの色、図形の枠線の色や太さなどを、既定にしたい状態に設定します。
図形を右クリックして、「既定の図形に設定」を指定すると、開いている文書内で作成する図形が、変更した状態で作成されるようになります。

※既に作成してある図形には適用されません。図形を選択して設定変更が必要になります。
※塗りつぶしの色、枠線の色は、図形の書式タブ、図形を右クリックしたミニツールバー、図形の書式設定などで設定できます。

  zu230117-3.png
 図3 図形の塗りつぶし、図形の枠線と既定の図形の設定

 zu230117-4.png
 図4 図形の書式タブの図形の塗りつぶしと図形の枠線

zu230117-5.png 
 図5 図形の書式設定ウィンドウ

■ 新規文書で、常に既定の設定で作成できるようにしたい場合
新規作成する文書で、設定を変更した図形で作成できるようにしたい場合は、Wordの全文書対象の標準テンプレートファイル Normal.dotm に対して、「既定の図形に設定」を適用することで反映されるようになります。
テンプレートファイルに対して、「既定の図形に既定」は、以下のように行います。

(1) Wordを起動して、テンプレートファイル Normal.dotm を開きます。
ファイル→開く→参照で、以下の場所から開きます。
 C:¥Users\<アカウント名>\AppData\Roaming\Microsoft\Templates フォルダー

※ 注) AppData は隠しフォルダーになっています。
 エクスプローラーの [表示]タブのオプション (Windows 11 は右の [・・・] のオプション) を選択して、[表示]タブのファイルとフォルダ―の表示を、「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」にしておきます。

(2) 以下の手順で既定の図形に設定を行います。
・開いている文書のみと同じ方法で任意の図形を作成して、塗りつぶしの色、枠線の色、太さなどを変更します。
・図形を右クリックして、「既定の図形に設定」を指定します。
・作成した図形を選択・削除して、白紙状態の文書にして上書き保存した後 Word を閉じます。

上記の設定により、新規文書で作成する図形は、既定に設定した状態で作成されるようになります。
※ Normal.dotm を初期化した場合は初期状態に戻るため、再設定が必要になります。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。