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「ディスクの空き容量またはメモリが不足しています。指定されたフォントを表示できません」が表示された時の対処方法 [Word]

Word でファイルを開いたり、文字を入力するとタイトルのメッセージが表示されることがあるようです。
新規ファイルでは表示されず、既存ファイルを開いたときだけ表示されることもあるようです。
現象が発生すると印刷ができなかったり、ファイルの保存ができなくなることがあります。

原因の多くはフォントキャッシュ (FNTCACHE.DAT) ファイルの破損にあるようで、キャッシュを再構築して直ることが多いようですが、再構築しても直らないケースも見受けられるようです。

Word2010:ディスクの空き容量またはメモリが不足しています。指定されたフォントを表示できません。の解決法

フォントキャッシュを再構築しても改善されない場合は、Fonts フォルダー以下のアクセス権に問題が起きていることも考えられます。
管理者権限で Windows PowerShell を使用してコマンドを入力し、アクセス権を変更して改善されるか試してみる方法があります。

簡易な方法として、先頭のフォントファイルのアクセス権を取得して、すべてのフォントファイルにセットしてみる方法です。
必要なら現状を確認してから変更してみると良いと思います。
Windows 10 の場合は、画面左下の[スタート](Windowsロゴ) メニューを右クリックして、Windows PowerShell (管理者) を選択して、以下のコマンドを入力し [Enter] を押して実行します。

get-acl c:\windows\fonts\arial.ttf | set-acl c:\windows\fonts\*.*

コマンドの "\" 記号は半角の¥記号です。

コマンド実行後、Word の問題が解消されたかどうかを確認してください。
フォントファイル関連が原因となっている場合は、上記で解消できることが多いようです。

※PowerShell の使用方法などについてはインターネットの検索で多数見つかりますので、そちらを参照してください。

Windows をアップグレードした場合や、Windows の更新を適用したような場合に、一部の環境でフォントファイルのアクセス権が変わってしまう場合があるようです。

フォントファイルのアクセス権の対処を行っても状況が変わらないような場合は、アプリと機能から Office の修復を行ってみたほうが良いでしょう。
デスクトップ版の場合は、Office を選択して [変更] でクイック修復またはオンライン修復を行います。
ストア版の Office の場合はアプリと機能でOffice を選択して、詳細オプションのリンクで表示される中の [リセット] をクリックして行います。

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Office 2016 で通常使うプリンターの設定が反映されない [Office全般]

Office 2016 は購入したパソコンに付属でプレインストールされているものと、別途購入するものがあります。

前者はプレインストール版と呼ばれるもので、Microsoft ストアからインストールするストアアプリ版と、office.com の Web ページからインストールするデスクトップ版の2種類がありますが、最近は Microsoft ストアからのストアアプリ版がインストールされるようになっているようです。
※購入 PC が、2017年10月以降にリリースされた Fall Creators Update が適用済みの Windows が搭載されている場合は、ストアアプリ版の Office 2016 がインストールされるようになったようです。

また、後者は販売店で POSA カードを購入するパッケージ版と、Web サイトで購入するダウンロード版がありますが、殆どの場合 Office.com の Web ページからインストールするデスクトップ版になっています。

複数のプリンターを所有している環境で「通常使うプリンター」の既定のプリンターに設定を変更して印刷しようとした場合に、プレインストールされたストアアプリ版の Office を使用していると、印刷のプリンターが元のプリンターになっていて、「通常使うプリンター」を変更しても設定が反映されない現象が発生することがあるようです。
デスクトップ版の Office 2016 を使用している場合は設定通りのプリンターとなるので、ストアアプリ版の不具合による影響と思います。

Office 2016 がストアアプリ版とデスクトップアプリ版のどちらか確認するには、以下の方法で確認することができます。

■アプリと機能またはコントロールパネルのプログラム機能で確認する
Windows 10 の場合、画面左下の [Windows ロゴ] アイコンを右クリックして、アプリと機能を選択してインストールされているアプリの一覧を表示します。
他の Windows の場合は、コントロールパネルからプログラムのアンインストールを選択すると、インストールされているプログラムの一覧を表示できます。

表示されたプログラム一覧の中に、
Microsoft Office Desktop Apps がある場合は、ストアプリ版がインストールされています。
Microsoft Office xxxxx 2016-ja-jp (xxxxx はエディション名) がある場合は、デスクトップアプリ版がインストールされています。
※エディション名: Personal、Home & Business、Professional などのことです。

■ Office 2016 のアプリで確認する
Word、Excel などのアプリを起動して、[ファイル]タブ > アカウントを選択すると、右下のほうにバージョン情報が表示されます。
バージョン xxxx (ビルド xxxxx.xxxxx 〇〇〇) の〇〇〇部分が、Microsoft Store の場合はストアアプリ版、クイック実行の場合はデスクトップ版の Office 2016 となっています。

ストアアプリ版でプリンター設定に問題がある場合、Office の修復などを行っても殆どの場合改善されないように思いますので、デスクトップ版に変更して正常となるか確認したほうが良さそうです。
同じライセンスで Office 2016 をデスクトップアプリ版に変更、再インストールすることができます。

----- 2019-01-28 追記 -----
上記で Office 2016 がストアアプリ版の場合はデスクトップ版の再インストールを紹介していますが、デスクトップ版に変更して再インストールする前に、ストアアプリ版の Office 2016 の [リセット] を行って改善されるか確認を行ってみてください。
Print to PDF に固定されていたのが、[リセット] を行うことで既定のプリンター設定が変更可能になったという情報を聞きましたので、[リセット] を行っても改善されない場合に再インストールを検討されるのが良さそうです。

ストアアプリ版 Office の修復やリセット方法

----- 2019-03-08 追記 -----
Winows 10 の環境で、Office 2016 などのアプリの印刷で、プリンターのプロパティから設定した状態が保持されないような時は、Windows の設定で使用プリンターの設定を行ってみてください。

スタート ➜ 設定 ➜ デバイス ➜ プリンターとスキャナーで、右に表示されているプリンターを選択し、[管理] ➜ 印刷設定をクリックすると、プリンタードライバーの設定画面が表示されます。
ここで設定した内容が保持されるか確認してみてください。

----- 2019-06-11 追加 -----
MSDN の Microsoft Office サポートチームの記事に、関連する記事が公開されていました。
ストア版 Office で既定のプリンターが反映されないことがある

----- 2019-07-16 追加 -----
Office 以外の印刷は通常使うプリンターとなっており、Excel、Word などの OfficeOffice 2016 の印刷だけプリンターが Microsoft Print to PDF となってしまう場合は、以下の方法で改善されることがあるようです。

(1) スタート➜Windowsシステムツールのコントロールパネル➜プログラム➜プログラムと機能のWindowsの機能の有効化または無効化で、「Microsoft PDF 印刷」のチェックを外して [OK] とし、Windows を再起動する。
(2) 再起動後、上記の「Microsoft PDF 印刷」にチェックを入れて [OK] とし、Windows を再起動する。


<関連する情報>
Office2016(プリインストール)通常使うプリンタの設定が反映されない
ストアアプリ版 Office の再インストール方法

ストアアプリ版の場合、一部のアプリのメニュー表示が英語に変わってしまったり、デスクトップアプリ版のアドインで組み込まれる機能が正常に使用できないなどの問題が発生することもあるようなので、一度確認されておくと良いと思います。

Office 2016 (プリインストール版) のリボンが英語で表示される
Word 2016で、はがき印刷ウィザードが起動されない


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Office 2013 で PDF/A 作成時にエラーとなってしまう場合の対処方法 [Office全般]

Office 2013 を使用して、ファイル > エクスポートなどで PDF/A (ISO 19005 準拠) の作成を行うとエラーとなってしまう不具合があるようです。

原因
C:\Windows\System32\spool\drivers\color\ フォルダーにある ICCプロファイル (カラープロファイル) の参照をせずに、PDFを保存するフォルダー参照してしまうためのようで、カラープロファイルが見つからずエラーとなってしまうようです。

対処方法
保存先のフォルダーにカラープロファイルのファイル (sRGB Color Space Profile.icm など) をコピーして PDF/A の作成を行うようにします。
なお、標準の PDF で出力する場合は、エラーとはならず作成できるようです。

Office 2013 はメインストリームサポート期間が終了してセキュリティ更新だけとなっていますので、機能的な問題に関する修正は行われないと思います。
Office 2016 では修正済みのようで、エラーとはなりませんでした。

参考情報
PDFエクスポートでエラー



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Office 付きパソコンの譲渡と Office を再インストールする方法 [Office全般]

Microsoft Office 2016/2019 または Microsoft Office Premium を搭載 (プレインストール) のパソコンを譲渡する場合の譲渡方法と、譲渡された人が Office を使用するために必要となる手続き方法です。
Office の譲渡は一度に限り可能となっていますが、Office 365 サブスクリプションの譲渡は不可となっています。
Office Premium の場合は、 Office 365 サービス部分がこれに該当します。

プレインストール版の Office 2013 は、購入時に付属のプロダクトキーをそのまま使用するため、PC と一緒に付属のプロダクトキーカードも譲渡が必要ですが、Office 2016 などのように Microsoft アカウントと紐づけがされませんので、譲渡の手続きをしないでも再インストールすることは可能です。

Office 2016、Office Premium などの製品を使用するには、付属のプロダクトキーと Microsoft アカウントを使用してセットアップするようになっており、再インストールする場合などは、Office と関連付けされた Microsoft アカウントを使用して行うようになっています。

譲渡する人は、インストールされている Office 製品を含めて、パソコンを初期化して譲渡することもあると思います。
初期化された状態で譲渡された場合でも、譲渡を受けた人は正式な譲渡の手続きをすることで、付属の Office を引き続き使用することが可能になります。

このためには、購入時に付属していた Office のプロダクトキーカードを、譲り受けるパソコンと一緒に受け取る必要があります。
ただし、受け取った付属のプロダクトキーと、新たな Microsoft アカウントを使用して再インストールを行っても、「このプロダクトキーは既に使用されています」というエラーとなって、再インストールをすることはできません。

また、Office がインストールされた状態で譲渡を受けた場合でも、使用中にライセンス認証を求められる場合があり、付属のプロダクトキーを指定してもエラーとなって使用することができなくなります。

原因は、元のユーザーの Microsoft アカウントと Office のライセンス (使用権) が紐づけられたままの状態になっているためです。
元の所有者は Office に紐づけされている Microsoft アカウントやインストール用のプロダクトキーを、譲渡する人に開示するのは NG です。
※メールアドレス、所有者が保有する製品、支払いなどの情報が漏れてしまうためです。
※インストール用のプロダクトキーは、譲渡により元のアカウントから削除されるため、伝えても使えなくなります。

譲渡を受けた人が Office を利用したい場合は、Microsoft の担当窓口に連絡して譲渡の手続きを行う必要があります。
譲渡する元の所有者は、必要なものを渡すだけで他に何もする必要はありません。

譲渡するユーザーが引き渡しするもの
・PC 本体 (本来は付属品一式を含みます)
・付属の Office 用のプロダクトキーカード
※Office の所有者であることを示すものなので、譲渡を受けた人は持っていないと使用する権利がなくなります。
購入時に付属の Office のプロダクトキーカードが無いと譲渡手続きができないので、譲渡を受ける人は PC と一緒に受け取るようにしてください。

譲渡を受けた人が行う手続き
・PC本体とプロダクトキーカードを用意して、Microsoft のサポート窓口 (0120-54-2244) まで連絡して、譲渡を受けた PC に付属の Office を使用したいことを伝えます。
 譲渡を扱っている担当部署を紹介される場合は、そちらの窓口で手続きをします。
・いろいろ聞かれることに答えて、有償 (2~3千円) で新しいプロダクトキーと Office をインストールするための DVD を送付して貰うことになります。届くまで1週間前後かかります。
 ※DVD ドライブのない PC の場合は、どう対応すれば良いか忘れずに確認してください。
・手続きをすると、元のユーザーに紐づけされていた Office のライセンスが解除されて、新たな Microsoft アカウントで Office を再インストールすることが可能になります。

注) Office Premium 搭載の場合は、Office 365 サービスが付属していますが、これを利用できる権利は元の所有者に制限されていますので、譲渡できるのは永続ライセンスの Office Premium 本体 (のアプリ部分) だけになります。

zu181115-1.jpg
Office 付きのパソコンを譲渡する場合の手続きの流れ

Office の付いている中古 PC を購入時などは、付属しているもの次第ではグレーゾーンになるので、購入するときは正規のプロダクトキーが付いているか確認すべきと思います。


別購入した Office 2013、Office 2016、Office2019 などのパッケージ版については触れませんでしたが、元のユーザーの Microsoft アカウントと紐づけされている、同様の手続きが必要になると思います。

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Microsoft Office のプロダクトキーを紛失した場合の再発行手続き [Office全般]

購入した PC に付属のプレインストール版の Office 製品、または別途購入したパッケージ版/ダウンロード版の Office 製品のプロダクトキーを紛失した場合の、再発行手続きについての情報です。
新しい Office 製品を含めて、再発行についての詳細は公式に公開された情報が見当たらないので、詳細はサポート窓口に問い合わせて確認してください。

PC を初期化して Office を再インストールする場合や、Office の修復を行うとプロダクトキーの入力を求められることがあるため、プロダクトキーを紛失して入力ができないと Office を使用することができなくなってしまいます。
※ 上記の Office は購入時のプロダクトキーを使用しますので、紛失してしまうと何もできなくなってしまいます。

プレインストール版の Office Premium、Office 2016、2019、およびパッケージ版/ダウンロード版の Office 2013、および Office 2016、2019 などは、初回のセットアップを行うときだけ購入時のプロダクトキーを使用し、以降は使用した Microsoft アカウントに紐づけされているので、一度インストールを行った場合には、購入時のプロダクトキーは紛失しても再インストール行うことができるようになっています。

プレインストール版の Office 2013、Office 2010 などはプロダクトキーが必須となりますので、紛失すると再インストールができなくなります。
また、初回のセットアップをする前に紛失してしまった場合は、Office のバージョンに関係なく、セットアップができないので、使用することができなくなります。

サポート窓口へ問い合わせする場合は、プロダクトキーを聞かれることがあるので、所有していないとサポートを受けることができないことがあります。
また、PC の譲渡をする場合には、購入時の Office のプロダクトキーも一緒に譲渡することが必須になっているため、紛失して渡さない場合、譲渡された人は Office を使用することができなくなります。
※ Microsoft アカウントはメールアドレス、パスワード、Office 365 サービスの支払い情報などが絡むので、引き渡したり、開示するのはNGです。

Microsoft Office は、プレインストール版で 20,000円程度、パッケージ版/ダウンロード版は 30,000円以上と高価な製品で、プロダクトキーの紛失/廃棄は Office を捨てたことと同じことになってしまいます。

プレインストール版の Office は PC の一部としての扱いで、PC メーカーから提供されていますが、ライセンス(使用権)の管理はマイクロソフトが行います。
このため、プロダクトキーは PC メーカーのマニュアルやサポート情報などには「再発行することができません」と書かれています。
紛失してしまった場合は、マイクロソフトのサポート窓口に連絡して、再発行の依頼手続きが必要になってきます。

再発行ができる条件として、Office の正規の所有者であることが証明できる、以下のものを用意しておく必要があります。
1. Office をインストールしてある PC のメーカー、型式、シリアルNo(製造番号)
2. インストールしてある 20桁の Office のプロダクトID
3. Office を購入したことを証明できるレシートなど(無い場合は購入店から入手が必要)
 Office のパッケージ、説明書なども受け付けてくれる場合もあるようです。

上記の3点が揃っている状態で、マイクロソフトのサポート窓口に問い合わせて、プロダクトキーの再発行を依頼します。
Office を所有していることを証明できるものが無い場合は、再発行を拒否される場合があります。
プロダクトIDは、PCに Office がインストールされている状態になっていないと確認することができません。([ファイル]➜アカウントから [xxxxx のバージョン情報] で確認できます)

zu181115-2-2.jpg

図は Word 2016 の例ですが Excel、PowerPoint などでも確認できます。
Offie 2013 や 2019 も同様ですが、Office 2010 はファイル→ヘルプから参照します。

なお、新規にセットアップや再インストールをしようとして紛失に気が付いた場合、あらかじめプロダクトID がわからない場合などはどういう扱いとなるか不明なので、サポート窓口で相談してください。
購入を証明するレシートなどがある場合は、提出することになると思います。


サポート窓口(場合によっては Office の担当窓口に回されます)で確認が取れると、再発行されることになって、新しいプロダクトキーと再インストール用の DVD が送付されてくることになると思います。(プロダクトキーだけの場合もあるようです)
届くまでの期間は 2~3週間程度で、受け取ったらそれを使用して再インストールすることになります。
PC によっては DVD ドライブがないものもありますので、このような場合はどうすれば良いかは、問合せした時に確認してください。

zu181115-2-1.jpg

-----
コミュニティ サイトを見ていると、「プロダクトキーを紛失したが、どうすれば良いか」という質問をよく見かけます。
条件によって一度だけなら再発行に応じてくれることがあるようですが、紛失しないことが一番なので、場所を決めて保管しておくか、PC のどこかに貼り付けておくなど、無くさないように対処ししておくと良いでしょう。

また、「プロダクトキーカードが付属していなかった」という質問もありましたが、おそらく以下の後者のケースのように思います。
プレインストール版の Office のプロダクトキーカードは、国内メーカーの多くは PC の梱包している箱の中に入っていると思いますが、海外メーカーの場合はビニール袋に入れて箱の外に貼り付けてあるケースもあるようなので、箱などを廃棄する前に付属品が揃っているか確認したほうが良いでしょう。

Office 2007 以前のバージョンはすべてのサポートが終了しているので、対象になるか不明です。
セキュリティ面で問題があるので、新しいバージョンを購入して移行することを推奨します。
Office 2010 は 2020年10月13日ですべてのサポートが終了します。
Office 2013、Office 2016 は Windows 7 以降で動作しますが、Windows 7 は 2020年1月14日ですべてのサポートが終了します。
新しい Office 2019 は Windows 10 のみが動作対象になっています。
Office のサポート期間は発売開始後10年間ですが、Office 2019 は 7年間で Office 2016 と同じ時期にサポートが終了になります。

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Excel、Word のファイルをダブルクリックで開けない現象と対処方法 [Office全般]

ドキュメントフォルダーなどに保存してある Excel、Word ファイルをエクスプローラーで表示して、ファイルをダブルクリックで開こうとするとしてもファイルを開くことができない現象で、拡張子が *.docx、*.xlsx などのファイルで発生して、*.doc、*.xls など以前の形式のファイルでは発生しないようです。
ファイル > 開くからファイルを指定した場合は、どの形式のファイルも開くことができ、ファイルをダブルクリックして開こうとすると、 (応答なし) の状態になってしまう現象が発生した場合の対処方法の一例です。

事例
オフィスファイルが、エクスプローラーから開かない


いろいろ原因が考えられますが、チェックポイントは以下のようになってくると思います。

プログラムとファイルの関連付けを確認する
・ファイルのアイコンは Excel、Word のアイコンになっているか確認する。
 ファイルを右クリックしてプロパティから、関連付けされているプログラムとファイルの形式を確認できます。
・アプリと関連付けのないファイルのアイコンは真っ白となって、どのプログラムで開くか聞いてくるので、関連付けが無効になっていることが判断できます。

開けるファイルがあるかどうかを確認する
・ファイルの拡張子 (xlsx、docx、xls、doc) などによって違いがあるか確認する。
 xlsx、docx は不可で、xls、doc などは開くことができるなど。
・同じ拡張子でほかに開けるファイルがあるか、特定ファイルだけで起こるのか確認する。
 ファイルが破損している場合、破損状態によって開ける場合と開けない場合があります。
 特定のファイルだけで発生する場合は、ファイルに問題があると考えられます。
・Excel、Word を先に起動して、ファイル → 開くでファイルを選択して開くことができるか確認する。

特定のユーザーアカウントでのみ発生するかを確認する
ログインするユーザープロファイルに問題がある場合は、Office アプリが正常に動作しなくなることがあります。
別のユーザーアカウントでログインして、正常に動作する場合はユーザープロファイルが破損していると可能性が大きいと考えられます。
別のユーザーアカウントがない場合は、[スタート] → [設定] → [アカウント] → 家族とその他のユーザー → その他のユーザーをこの PC に追加 でアカウントを追加作成して確認します。

Office に問題がない場合は、追加のアカウントでは正常に開くことができるはずなので、ユーザープロファイルの問題と判断できます。
破損したユーザープロファイルを修復する方法もありますが、多くのシステム関連のファイルやレジストリがあるので、完全に修復するのは難しいようで、Office は正常になっても、ほかの個所に不具合が発生したりすることがあります。

ユーザーアカウントに問題がある場合は、必要なデータをバックアップしておき、管理者権限の追加アカウントに移行する方法が確実のようです。
移行した後に元のアカウントを削除して、移行したアカウント名を元のアカウント名に変更することは可能です。

プレインストール版 の Office 2016 を使用の場合、どちらのアプリを使用しているかを確認する
Windows のアプリと機能から、ストアアプリ版とデスクトップアプリ版のどちらを使用しているのかを確認します。
最近は、既定でストアアプリ版の Office 2016 がインストールされるようになっています。

[スタート] を右クリックしてアプリと機能を選択、または [スタート] → [設定] → アプリ → アプリと機能で、インストールされているアプリ一覧の中を確認します。
Microsoft Office Desktop Apps ・・・ ストアアプリ版
Microsoft Office xxxxx 2016 ja-jp ・・・ デスクトップアプリ版
※ xxxxx の部分は Personal、Home & Business などのエディション名です。

ストアプリ版とデスクトップアプリ版の違いは省きますが、開発方法に違いがあり、表面的な機能はほぼ同様ですが、動作や詳細な設定などの面に違いが見受けられるようです。
このため、ストアアプリ版を使用している場合は、デスクトップアプリ版に変更して確認してみるとよいと思います。
※同じライセンスで変更して使用することができます。

ストアアプリ版の Office の場合、修復、リセットを行っても改善されない場合は、デスクトップ版に変更してみるのが良さそうです。

ストアアプリ版 Office の修復やリセット方法

デスクトップ版で発生するような場合は、Office の修復、Office の完全削除と再インストール、別のユーザーアカウントなどでの確認などになってきます。

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縦書き文書で罫線文字、ローマ数字などの一部の記号文字の向きが変わる現象 [Word]

Windows 10 + Word 2016 +Microsoft IME の組み合わせで確認してみましたが、縦書き文書で記号文字を使用している場合に、PDFファイルへ出力したときや IME の変換候補の向きと Word で表示される向きが変わってしまう現象が発生するようです。
フォントはMS明朝を使用しています。

1. 縦書き文書の罫線文字の向き
IME で「けいせん」と入力して変換し、変換候補の横罫線 ("─") を選択すると Word には縦罫線 ("│") が表示され、縦罫線 ("│") を選択すると横罫線 ("─") が表示されてきます。
カギ型の罫線文字などの向きも右に90度回転した向きに変わります。
また、ローマ数字のように Word では文字の向きに問題がなくても、縦中横変換を適用しておかないと PDF ファイルに出力したときに向きが変わってしまう現象が発生します。
横書きと縦書きで、記号の文字種に関係なく同じ状態になれば良いのですが、次に示すように一部の記号で発生するので混乱します。

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図1 IME の変換候補文字と Word 文書、PDF出力時の文字方向

2. 縦書き文書で一部の文字の向きが変わる
記号文字は多数あるのですべてを確認したわけではありませんが、横書き文書と縦書き文書では、入力した記号文字の向きが Word に入力・表示されるときに、文字の向きが変わる記号と変わらない記号があり、入力時にどの記号が変わるのかわかりません。
黒文字は、横書きと縦書きで同じ向きの記号文字、赤文字は向きが違う記号文字です。
全角文字で入力していますが、ギリシャ文字、矢印文字などは、横書きと縦書きで向きが違ってきます。
また、次に示すローマ数字などのように、PDF出力したときに向きが変わってしまう現象が発生します。

zu181112-2.jpg
図2 Word 文書の横書きと縦書きの記号文字

3. 縦書き文書を PDF出力 (エクスポート) すると、記号文字の向きが変わる
ファイル > エクスポート > [PDF/XPSの作成] または ファイル > 名前を付けて保存で、ファイルの種類を PDF (*.pdf) で縦書き文書を PDF ファイルに出力すると、一部の記号文字の向きが変わってしまう現象が発生します。
下図の、黄色で網掛けしてある記号文字が、Word 文書と向きが違ってしまう文字を示します。
例えば、ローマ数字は PDF で向きが変わり、罫線文字は IME で選択入力したときの向きになっているなどです。

zu181112-3.jpg
図3 PDF ファイルに出力した文字方向

以上のように、作成文書と文字種によって向きが変わってしまうので、記号文字を扱う場合は注意が必要です。
Microsoft にフィードバックを行い、問題を確認して調査するとの回答を貰っていますが、修正がいつ頃になるか現時点では不明です。

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