Word, Excel などで文字が印刷されない時に試す簡単な対処方法 [Word]
Word、Excel などの Office で印刷を行ったときに、文字だけが印刷されない現象が発生した場合は、以下のようなことを行って、正常に印刷できるようになるか試してみると良いでしょう。
ファイルを保存していないときは、保存してから行ってください。
・[スタート] > 電源 > 再起動を行ってから、再度印刷を行ってみる。
または
・[スタート] > 電源 > [Shift] キーを押したままでシャットダウンを行って、シャットダウン後に通常に起動してから印刷を行ってみる。
原因として考えられるのは、
・Windows の更新を行った後に再起動をしていないため、更新が有効となっていない影響
・PC を使用時に印刷に影響する何らかの問題が発生していて、シャットダウンで PC を終了のため、次回起動したときに問題が継続して、印刷時に現象が表面化した。
などがあります。
シャットダウンの場合、システム情報を保存して終了し、次回 Windows を高速に起動するための高速スタートアップ機能が働いて、保存したシステム情報を読み込むために、PC を起動しても問題が継続されてしまうことが考えられます。
PCを再起動、または [Shift] キーを押しながらシャットダウンした場合には、高速スタートアップ機能が働かないで起動しますので、問題を回避できることがあります。
その他、使用しているプリンターのドライバーソフトの影響によることも考えられます。
この場合は、印刷設定画面でプリンターを Microsoft XPS Document Writer、Print to PDF に変更して印刷を実行してみます。
ファイルの保存先が表示されるので、適当な名前を付けてデスクトップなどに保存します。
保存されたファイルをダブルクリックして開くと印刷内容が表示されるので、正常に印刷されている状態の場合は、プリンタードライバーソフト側に問題があると可能性が高いと判断できます。
プリンターメーカーでドライバーソフトの更新版が出ていないか確認して、一度ドライバーソフトを更新してから再度印刷の確認を行ってみます。
デスクトップなどに保存した印刷結果のファイルは、不要なので削除してください。
ファイルを右クリックして、[Shift] キーを押しながら [削除] を選択すると、ゴミ箱に入れないで削除できます。
【補足】
Word の場合、文字以外 (例えば図形や画像、挿入オブジェクトなど) は、オプションの表示の印刷オプションに、印刷するかどうかの設定がありますが、文字についての設定はどこにもありませんので (隠し文字を除く)、文字が印刷されないのは異常な状態といえます。
ファイルを保存していないときは、保存してから行ってください。
・[スタート] > 電源 > 再起動を行ってから、再度印刷を行ってみる。
または
・[スタート] > 電源 > [Shift] キーを押したままでシャットダウンを行って、シャットダウン後に通常に起動してから印刷を行ってみる。
原因として考えられるのは、
・Windows の更新を行った後に再起動をしていないため、更新が有効となっていない影響
・PC を使用時に印刷に影響する何らかの問題が発生していて、シャットダウンで PC を終了のため、次回起動したときに問題が継続して、印刷時に現象が表面化した。
などがあります。
シャットダウンの場合、システム情報を保存して終了し、次回 Windows を高速に起動するための高速スタートアップ機能が働いて、保存したシステム情報を読み込むために、PC を起動しても問題が継続されてしまうことが考えられます。
PCを再起動、または [Shift] キーを押しながらシャットダウンした場合には、高速スタートアップ機能が働かないで起動しますので、問題を回避できることがあります。
その他、使用しているプリンターのドライバーソフトの影響によることも考えられます。
この場合は、印刷設定画面でプリンターを Microsoft XPS Document Writer、Print to PDF に変更して印刷を実行してみます。
ファイルの保存先が表示されるので、適当な名前を付けてデスクトップなどに保存します。
保存されたファイルをダブルクリックして開くと印刷内容が表示されるので、正常に印刷されている状態の場合は、プリンタードライバーソフト側に問題があると可能性が高いと判断できます。
プリンターメーカーでドライバーソフトの更新版が出ていないか確認して、一度ドライバーソフトを更新してから再度印刷の確認を行ってみます。
デスクトップなどに保存した印刷結果のファイルは、不要なので削除してください。
ファイルを右クリックして、[Shift] キーを押しながら [削除] を選択すると、ゴミ箱に入れないで削除できます。
【補足】
Word の場合、文字以外 (例えば図形や画像、挿入オブジェクトなど) は、オプションの表示の印刷オプションに、印刷するかどうかの設定がありますが、文字についての設定はどこにもありませんので (隠し文字を除く)、文字が印刷されないのは異常な状態といえます。
文字の上に横線を引く方法 [Word]
文字上部に横線を作成・表示するには、以下のような方法で行うことができます。
下図例は MSゴシック 10.5pt の例です。全角と半角文字Aの例で示します。
図1 文字の上に横線を引く
※以下、説明文中の \ 記号は、半角の¥記号です。
(1) ルビによる方法
文字Aを選択して [ホーム]タブ > フォントグループの [ルビ] を選択します。
ルビ設定画面で、ルビにダッシュ、ハイフンなどの横線文字("―","-"など)を入力して、サイズを指定します。
確定すると文字上部に横線が表示されます。
図2 ルビ設定画面
サイズによって線の長さ、文字と線の間隔が変化します。
文字と離れてバランスが良くない場合は、フィールドコードを表示して間隔を調整します。
[Alt]+[F9]キーを押すと、図1のようにすべての EQフィールドコードが表示されます。
選択している1か所の文字だけを表示したい場合は、[Shift]+[F9]で表示できます。
\up の後の数値(図1の赤文字部分) を小さくすると文字と線の間隔を狭くなり、大きくすると広くなります。
再度 [Alt]+[F9]、または [Shift]+[F9]を押して通常表示にします。
Alt+F9:すべての個所のフィールドコードを表示・または通常文字にします。
Shift+F9:選択している文字のフィールドコードを表示・または通常表示にします
文字フォントとサイズ、色などは、EQ フィールドコード上で変更することができます。
hpsの数値はルビ文字のサイズの1/2の値、\adは均等配置、\upは上方向の間隔を表します。
\up を \do とすると、下方向への間隔になります。
ルビ文字と本文文字との間隔変更なので、通常のルビ文字にそのまま使えます。
ルビのフィールドコードは、EQ フィールドの上書きの変形のコードです。
EQ フィールド:上書き(重ね文字)の例
(2) EQ フィールド:ボックスによる上罫線表示の方法
文字Aを入力する位置で [Ctrl]+[F9] を押します。→ コードを入力する{ }が表示されます。
図1にあるように、{ }内に EQ \x \to(A) と入力して、[Shift]+[F9] または [Alt]+[F9] を押します。
これは、[ホーム]タブのフォントグループにある囲み線、[罫線]の文字罫線で四角囲みとなる文字の、上罫線部だけ表示するようにするフィールドコードです。
\to(top)は上側、\bo(botom)は下側、\le(left)は左側、\ri(right)は右側の要素だけを表示します。
{ EQ \x \to \bo(A)}とすると、上下の線になります。
四角枠の一部を表示するため、線は長めになります。
(3) 数式機能のアクセントによる方法
文字Aを入力する位置で、[挿入]タブ > [数式] を指定します。→ [ここに数式を入力] が表示されます。
数式画面でリボンの [アクセント] で横線を選択して、点線枠内にAを入力して確定します。
文字が全角文字の場合は、半角文字と比べて横線の位置が文字と離れます。
図3 数式のアクセント
関連の情報
フィールド コード: Eq (式) フィールド
下図例は MSゴシック 10.5pt の例です。全角と半角文字Aの例で示します。
図1 文字の上に横線を引く
※以下、説明文中の \ 記号は、半角の¥記号です。
(1) ルビによる方法
文字Aを選択して [ホーム]タブ > フォントグループの [ルビ] を選択します。
ルビ設定画面で、ルビにダッシュ、ハイフンなどの横線文字("―","-"など)を入力して、サイズを指定します。
確定すると文字上部に横線が表示されます。
図2 ルビ設定画面
サイズによって線の長さ、文字と線の間隔が変化します。
文字と離れてバランスが良くない場合は、フィールドコードを表示して間隔を調整します。
[Alt]+[F9]キーを押すと、図1のようにすべての EQフィールドコードが表示されます。
選択している1か所の文字だけを表示したい場合は、[Shift]+[F9]で表示できます。
\up の後の数値(図1の赤文字部分) を小さくすると文字と線の間隔を狭くなり、大きくすると広くなります。
再度 [Alt]+[F9]、または [Shift]+[F9]を押して通常表示にします。
Alt+F9:すべての個所のフィールドコードを表示・または通常文字にします。
Shift+F9:選択している文字のフィールドコードを表示・または通常表示にします
文字フォントとサイズ、色などは、EQ フィールドコード上で変更することができます。
hpsの数値はルビ文字のサイズの1/2の値、\adは均等配置、\upは上方向の間隔を表します。
\up を \do とすると、下方向への間隔になります。
ルビ文字と本文文字との間隔変更なので、通常のルビ文字にそのまま使えます。
ルビのフィールドコードは、EQ フィールドの上書きの変形のコードです。
EQ フィールド:上書き(重ね文字)の例
(2) EQ フィールド:ボックスによる上罫線表示の方法
文字Aを入力する位置で [Ctrl]+[F9] を押します。→ コードを入力する{ }が表示されます。
図1にあるように、{ }内に EQ \x \to(A) と入力して、[Shift]+[F9] または [Alt]+[F9] を押します。
これは、[ホーム]タブのフォントグループにある囲み線、[罫線]の文字罫線で四角囲みとなる文字の、上罫線部だけ表示するようにするフィールドコードです。
\to(top)は上側、\bo(botom)は下側、\le(left)は左側、\ri(right)は右側の要素だけを表示します。
{ EQ \x \to \bo(A)}とすると、上下の線になります。
四角枠の一部を表示するため、線は長めになります。
(3) 数式機能のアクセントによる方法
文字Aを入力する位置で、[挿入]タブ > [数式] を指定します。→ [ここに数式を入力] が表示されます。
数式画面でリボンの [アクセント] で横線を選択して、点線枠内にAを入力して確定します。
文字が全角文字の場合は、半角文字と比べて横線の位置が文字と離れます。
図3 数式のアクセント
関連の情報
フィールド コード: Eq (式) フィールド
インデントを増やす/減らす機能の不具合? [Word]
Word 2019 バージョン 2102 (ビルド 13801.20266 クイック実行) において、箇条書きを設定した行に対して、インデントを増やす/減らすの挙動に不具合と思われる現象が出ているので、その状況の内容です。
インデントの設定は、[ホーム]タブの段落に [インデントを増やす]、[インデントを減らす]、[レイアウト]タブの段落に [インデント 左と右]、段落の設定の [インデントと行間隔] のインデント、水平ルーラー上のインデントと、何か所にも設定・変更の個所があります。
今までは水平ルーラーの、インデントマーカーで設定してしまうことが多くて気づかなかったのですが、今回、箇条書きを設定した文書を編集する際に、[ホーム]タブのインデントを増やす//減らすの機能に不具合と思われる現象が見つかり、フィードバックを行いましたので、その内容を紹介します。
Word のオプションの詳細設定で、表示にある「単位に文字幅を使用する」のチェックはオン状態で作成している文書で検証しています。
[ホーム]タブと[レイアウト]タブにあるインデント機能
<不具合の内容>
・箇条書きなしの行のとき
どの個所のインデント設定を使用しても正常に動作する。
[ホーム]タブのインデントを増やすは 0.5字→1字→1.5字→2字 のように、 0.5字単位で位置が変わる。
下図は6回クリックした状態で、3字の位置になっています。
※現象を見つけたときは上のような状態でしたが、再起動によって 1字ごとの移動になることもあるようです。
・箇条書きありの行の時(ぶら下げは既定値7.4mm)
[ホーム]タブのインデント
[インデントを増やす] の動作
クリックごとに 0 → 7.4mm → 8.7mm → 10.5mm のように位置が一定に変化しない
※こちらも再起動によって移動間隔が違ってきましたが、一定間隔になりません。
インデント位置が 0は字、それ以外は mm の単位に変わって表示される。(オプション設定と異なる表示)
[インデントを減らす] の動作
10.5mm → 8.7mm → 0字 のように位置が変わり、0 に戻った時に単位が字に変わる。
※ mm と字単位は [レイアウト]タブのインデントに表示される単位です。
・[レイアウト]タブのインデント、段落設定のインデント、水平ルーラーのインデントを操作すると、[ホーム]タブのインデントを増やす/減らすが反応しなくなる。
・箇条書きの一部の行だけ選択してインデントを増やすと、箇条書きの記号が変わり、インデント位置も意味不明な位置になる。
[レイアウト]タブのインデント
インデント左の増減 0.5字単位でインデント位置が増減し、単位も字の状態で正常動作となる。
段落の設定のインデント、ルーラー上のインデントも問題はなく、[ホーム]タブのインデントを増やす/減らすの機能だけ不具合が起こるようです。
インデントの設定は、[ホーム]タブの段落に [インデントを増やす]、[インデントを減らす]、[レイアウト]タブの段落に [インデント 左と右]、段落の設定の [インデントと行間隔] のインデント、水平ルーラー上のインデントと、何か所にも設定・変更の個所があります。
今までは水平ルーラーの、インデントマーカーで設定してしまうことが多くて気づかなかったのですが、今回、箇条書きを設定した文書を編集する際に、[ホーム]タブのインデントを増やす//減らすの機能に不具合と思われる現象が見つかり、フィードバックを行いましたので、その内容を紹介します。
Word のオプションの詳細設定で、表示にある「単位に文字幅を使用する」のチェックはオン状態で作成している文書で検証しています。
[ホーム]タブと[レイアウト]タブにあるインデント機能
<不具合の内容>
・箇条書きなしの行のとき
どの個所のインデント設定を使用しても正常に動作する。
[ホーム]タブのインデントを増やすは 0.5字→1字→1.5字→2字 のように、 0.5字単位で位置が変わる。
下図は6回クリックした状態で、3字の位置になっています。
※現象を見つけたときは上のような状態でしたが、再起動によって 1字ごとの移動になることもあるようです。
・箇条書きありの行の時(ぶら下げは既定値7.4mm)
[ホーム]タブのインデント
[インデントを増やす] の動作
クリックごとに 0 → 7.4mm → 8.7mm → 10.5mm のように位置が一定に変化しない
※こちらも再起動によって移動間隔が違ってきましたが、一定間隔になりません。
インデント位置が 0は字、それ以外は mm の単位に変わって表示される。(オプション設定と異なる表示)
[インデントを減らす] の動作
10.5mm → 8.7mm → 0字 のように位置が変わり、0 に戻った時に単位が字に変わる。
※ mm と字単位は [レイアウト]タブのインデントに表示される単位です。
・[レイアウト]タブのインデント、段落設定のインデント、水平ルーラーのインデントを操作すると、[ホーム]タブのインデントを増やす/減らすが反応しなくなる。
・箇条書きの一部の行だけ選択してインデントを増やすと、箇条書きの記号が変わり、インデント位置も意味不明な位置になる。
[レイアウト]タブのインデント
インデント左の増減 0.5字単位でインデント位置が増減し、単位も字の状態で正常動作となる。
段落の設定のインデント、ルーラー上のインデントも問題はなく、[ホーム]タブのインデントを増やす/減らすの機能だけ不具合が起こるようです。