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未保存で終了してしまったり、異常終了したときにファイルを回復する [Word]

新規作成文書を未保存で終了した場合のファイルの回復
Word 2016、2013、2010 で新規に作成した文書を保存しないで Word を終了してしまった場合は、[ファイル]タブ-[開く]の最近使ったファイルの一覧の下にある[保存されていない文書の回復]で、再度ファイルを開くことができる機能が用意されています。
Word 2016、2013 の場合は、[ファイル]タブ-情報-[ドキュメントの管理]-[保存されていない文書の回復]から回復することもできます。

ただし、以下のオプションの設定を有効にしておく必要があります。(下記の保存オプションを参照)
[ファイル]タブ-オプション-保存を選択し、文書の保存欄で
保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残すのチェックをオンにする。

ファイルの回復で保存されているファイルの拡張子は、通常の文書ファイルと異なる .ASD という拡張子となっているので、ファイルを回復した後、名前を付けて保存をしておく必要があります。
名前を付けて保存をすると、回復用のファイルは削除されます。

回復用のファイルが保存されている場所は、以下の場所になっています。
C:\Users\アカウント名\AppData\Local\Microsoft\OFFICE\UnsavedFiles

[ファイル]タブの最近使ったファイルから回復する場合
zu-014-1.jpg

[ドキュメントの管理]から回復をする場合
zu-014-2.jpg

回復するファイルを選択、開く
ファイルを開くダイアログの表示を詳細にして、回復用ファイルが作成された日時を参照して選択する。
zu-014-3.jpg

Word が異常終了してしまった場合のファイルの回復
Word で異常が発生して終了してしまった場合、再度 Word を起動すると作業ウィンドウに回復用のファイルが表示されて、直前に自動保存された状態のファイルを回復できる機能が用意されています。
この回復機能を有効とするには、以下の設定を有効にしておく必要があります。

[ファイル]タブ-オプション-保存で、文書の保存欄にある
次の間隔で自動回復用データを保存するのチェックをオンにする。

zu-014-4.jpg

自動回復用のファイルは、自動回復用の場所に設定されている場所に、指定された間隔で保存されます。
自動回復用ファイルを自動保存後に、入力、削除、編集したデータは失われ、最後に保存されたときの内容で回復されます。

重要なデータの場合は、
・オプションの詳細設定の保存欄にある、 バックアップファイルを作成するのチェックをオンにして、バックアップのファイルを残す。
・ファイルのコピーを残す。
・保存先を PC のハードディスク、外付けのドライブ、OneDrive などにコピーファイルを残す。
などで、ファイルの破損、消失などのトラブルに備えるようにしたほうが安全です。


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