So-net無料ブログ作成

直線・矢印線図形をグリッドに合わせて編集する時の不具合 [Word]

Wordで図形を描画、編集する時のサイズや位置は、グリッドの設定をしておくことで、グリッド線に合わせて一定のサイズや位置で作成・変更ができるようになっています。
グリッドの設定は、[レイアウト]タブ、[図形の書式]タブ、[図の形式]タブの [配置]、または [レイアウト]タブの [ページ設定] で、 [文字数と行数]タブの [グリッド線] からグリッドとガイドを表示して設定できます。
また、[表示]タブの表示で「グリッド線」のチェックをオン/オフにより、グリッド線を表示/非表示にできます。

zu190704-1.png


直線・矢印線の不具合現象
下図は、水平の図形の線、線矢印を、グリッド線に合わせてマウス操作で作成した例です。
新規に作成する図形の場合は、グリッド線に合わせて作成することができます。

zu190704-2.png

グリッド線に合わせて作成した水平の線、線矢印の長さをマウス操作で変更すると、下図のように水平方向に伸縮されず斜めにずれが発生します。(Word 2019/2016 で確認しています)
水平の線はサイズの高さの値が 0 mmですが、この値が変わってしまい斜めの線になります。
サイズの高さの値を 0 mm に変更すると水平の線になりますが、グリッド線上からずれた位置となる場合があるので、この場合は水平グリッド線に合わせて図形移動が必要になります。

zu190704-3.png

垂直方向の線、線矢印の場合も同様の現象が発生します。
直線はドラッグ操作をやり直すと水平/垂直の線になる場合がありますが、矢印線は戻りません。
この斜めにずれた状態の線は、グリッド線の表示なしの場合に、[Shift]キーを押しながら線の長さを変更することができません(線の端点をドラッグしても動きません)
サイズの一方が 0mmとなっている水平/垂直の線の場合は、ドラッグ操作で長さを変更することができるので、サイズで水平/垂直の線になるようにしてから編集するようにします。

異なる斜め方向のグリッド位置への長さ変更は、大きなずれは発生しないようです。
サイズの値を見ると 0.1mm程度のずれが出るようです。ドラッグした端点と反対側の端点を操作すると0.01mm前後に長さの値が変わりますが、ワープロとして実用上はどちらでも影響はないレベルと思います。

zu190704-4.png


対処方法
[Shift]キーを押しながら線の長さを変更すると、水平方向に伸縮することができます。
伸縮する操作方法により、同じグリッド位置にした時に線の長さが微妙に変わります。

直線はドラッグ操作をやり直すと水平/垂直の状態に戻る場合もあります。
矢印線の場合はドラッグ操作では水平/垂直の状態に戻らないため、サイズの値を変更して水平/垂直に戻す必要があります。

ただし、サイズの値を変更すると、水平の場合は下側にある始点または終点側が移動し、垂直の場合は右側にある始点または終点側が移動するので、グリッド線上からずれることがあります。
その場合は、水平/垂直に戻した線をドラッグ操作または方向キーでグリッド線上に合わせるようにします。

zu190704-5.png

zu190704-6.png

※本現象は直線、矢印線の不具合としてフィードバックしてあります。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

図形や図(画像)を透明化するには [Word]

Word文書に挿入した図形(オートシェイプ)や図(画像)は、一部または全体を透明化して、背面の文字や画像が透けて見えるようにできる機能があります。
図形と図(画像)を透明化する方法は若干異なるので、透明化や透明度を設定する方法について示します。

図形の透明化
図形は、図形の書式設定の[塗りつぶし]の設定で、透明度を変えて透明化することができます。
グループ化した図形の場合は、図形ごとに透明度の設定が必要になります。
透明度を設定した図形をコピーして図として貼り付けすると、図形の色はそのまま同じで、図全体の透明度の設定が可能になります。

(例1) 文字列の前面に図形を配置して透明度を設定した例。
(例2) 透明度を設定した図形をコピーして、文字列の前面に図として貼り付けした例。
(例3) 透明度の設定なしの図形で、背面にある部分の図形や文字列が隠れます。

(例1)       (例2)       (例3)
zu190701-1.png

図形の書式設定は[図形の書式]タブで、図形のスタイルグループの[図形の書式設定]を指定、または図形を右クリックして[オブジェクトの書式設定]を選択すると、図形の書式設定ウィンドウが表示され、[塗りつぶしと線]の塗りつぶしと線に透明度の設定があります。
図の書式設定は[図の形式]タブで、図のスタイルグループの[図の書式設定]を指定、または図を右クリックして[図の書式設定]をを選択すると、図の書式設定ウィンドウが表示され、[塗りつぶしと線]の塗りつぶしと線に透明度の設定があります。

zu190701-2.png

zu190701-3.png

zu190701-4.png


図(画像)の透明化
下図は、図(画像)を挿入してテキストの背面へ移動し、トリミング➜図形に合わせてトリミングで角を丸くした例です。
ページに直接挿入した画像は、図の書式設定の塗りつぶしで透明度の設定ができないため、図を前面に配置すると、背面になるテキストは見えなくなります。
文字が画像と同系色の場合、画像の濃淡調整ができないと文字が見ずらくなります。

図(画像)をテキストの背面に配置した例(透明度の設定ができない)
zu190701-5.jpg

図(画像)全体に透明度を設定したい場合、以下の方法で図形内に図を挿入すると透明度の設定が可能になります。
[挿入]タブの図形で、画像を挿入する図形を作成し、図形の [図形の書式]タブで、[図形の塗りつぶし]→図→[ファイルから] を選択し、挿入する図(画像)ファイルを選択して図形内に挿入します。
図形内に挿入した画像は、図の書式設定の塗りつぶしで透明度の設定が可能となります。
図(画像)だけを挿入した場合や、図を[トリミング]➜図形に合わせてトリミングでは、塗りつぶしの透明度の設定が効きません。

左図はテキスト前面の図に透明度30%を設定した例 、右図はテキスト背面の図に透明度30%を設定した例です。
zu190701-6.jpg

画像の一部だけを透明化したい場合は [背景の削除] で透明化することができます。透明化した箇所に塗りつぶし色、テクスチャ、パターンなどを設定して透明度を設定することもできます。

左図はテキストの前面に図を配置して図の背景を削除した例、右図は透明化した部分を塗りつぶしのグラデーションと透明度を50%に設定した例です。
zu190701-7.jpg


図の単色部分だけ透明化したい場合は、[図の形式]タブで調整グループの[色]➜透明色を指定で一色だけ透明化することができます。
任意の領域を透明化したい場合は、[背景の削除] を使用して行うことができます。
[背景の削除] を使用する場合は、画像サイズをできるだけ大きくして操作すると、領域を指定しやすくなります。
透明化した箇所には、図、テクスチャなどの設定をすることもできます。

図の色の透明化と背景の削除のメニュー
zu190701-9.jpg zu190701-10.jpg

左から透明化なしの図、透明化した図、透明化部分に図を設定、透明化部分にテクスチャを設定した例です。
zu190701-8.jpg


補足
図形、図を選択した時にリボンに表示される[図形の書式]タブ、[図の形式]タブは、6月の更新で変更された表示名称です。
以前は描画ツール[書式]タブ、図ツール[書式]タブのように表示されています。
注) 更新を適用しても、以前と同じメニューのまま変わらない場合もあるようです。
  原因は不明ですが、今後変更されていくものと思います。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

互換モード時の図形移動と直線描画時の不具合 [Word]

サブスクリプション版の Office 365 製品、永続版の Office 2019、Offiice 2016、Office Premium などに搭載の Word 2019、Word 2016 で、97-2003 文書形式のファイルを互換モードで開いて、矢印方向キーまたはマウスドラッグ操作で図形の移動、編集を行うと、以下のような現象が発生します。

旧バージョンの 97-2003 文書 (*.doc) の形式で作成されたファイルを開くか、この形式で保存すると Word のタイトルバーに [互換モード] と表示されます。

互換モード時の図形操作、編集の不具合現象

■ 文字列の折返しが [行内] 以外の図形を作成して、矢印方向キーで図形を上方向または右方向に移動すると、図形のハンドルの箇所に細い点線の軌跡のような線が残る現象が発生する

zu190621-1.png

上図のように、表のセル内で方向キーで図形を移動しようとすると、水平方向、垂直方向に移動ができない現象が発生することがあります。
この現象は以前のバージョンも同様で、表のプロパティの[セル]タブで、垂直方向の配置が「上揃え」以外になっていると発生します。

標準モードの場合も、表のセル内の移動は垂直方向の配置、図形の文字列の折返しによって、自由な位置に移動できないことがあります。

zu190621-4.png


■ 描画キャンバス内で図形をコネクタ線で接続しようとした時に、図形の接続点が表示されない現象が発生する
接続点付近でドラッグしてコネクタ線が動かなければ接続点に固定されているようで、確定すると右のように表示されて、図形を移動するとコネクタ線も追従してきます。
図を選択している時は、接続点にカーソルを合わせると白抜きの四角に変わりますが、未選択の時は接続点が表示されないのでわかりずらいです。

zu190621-2.png

標準モードの場合は、図形ごとに接続点のハンドルが表示されてきます。

zu190621-5.png


■ 水平、垂直の直線(コネクタ線)の長さの変更調整ができない現象が発生する
[Shift] キーを押しながらマウスのドラッグで線分を伸長、短縮しようとすると、互換モードの時は 2倍の長さまたは極端に長い線になってしまう現象が発生します。
標準モードの時は、この現象は発生しないようです。

zu190621-3.png


最近は互換モードを殆ど使わなくなっていますが、以前のドキュメントを一部変更しようとしたときに困るので、一応フィードバックをしておきました。
気づいた方はフィードバックされるようにお願いします。


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

ワードアートで装飾した文字を作成する(標準と互換モードのワードアート) [Word]

ワードアートは、文字の色設定以外に、影、変形、3-Dなどの文字の効果を加えて、デザインされた文字を作成する機能ですが、Word 2007以前とWord 2010以降のバージョンにより2種類があります。

Word のバージョンが 2019、2016、2013、2010の場合
文書の形式が標準形式(*docx) のワードアートは、テキストボックスと同様の文字形式として作成する機能となっていますが、以前のバージョンと同じワードアート(互換モードのワードアート) も作成可能になっています。

Word 2007以前のバージョンの場合
ワードアートの文字は、図オブジェクト形式(オートシェイプ図形) として作成されます。

補足:Office 2007 からファイルが XML形式が標準に変更されて、Excel、PowerPoint はテキスト形式に変わりましたが、Word は 2003以前と同様のままでした。
Office 2010 から Word もテキスト形式が標準に統一されましたが、Word は互換モードで以前と同様のワードアートも扱えるようになっています。

新しいバージョンの Word で、以前のバージョンの Word 97-2003 形式 (*.doc) のファイルを開くか、97-2003 文書 (*.doc) として保存すると、互換モードとなって Word のタイトルバーに [互換モード] と表示されてきます。
この互換モードでワードアートを作成すると、2007以前と同様のワードアートギャラリーから、図オブジェクト形式のワードアートを作成、編集することができます。

標準の文書 (*.docx) で、Office のアクセスキー Alt➜I➜P➜Wのキーシーケンスを使用して、互換モードのワードアートを作成可能ですが、この場合は互換モードのワードアートギャラリーが表示されません。

標準と互換モードのワードアートの違い
標準文書(*.docx)と互換モードの文書(*.doc)のワードアートの違いを比較してみます。
Wordの[挿入]タブのテキストグループにある [] (ワードアート作成) をクリックすると、以下のようなワードアートギャラリーが表示されてきます。

Word 2010以降の標準文書では、英字Aがデザインされたワードアートギャラリーで選択して、 [ここに文字を入力] のテキストボックスに文字を入力して作成します。
Word 2007 以前のバージョン、または新しいバージョンの互換モードの文書では、デザインされた Word という文字のワードアートギャラリーで選択して、[ここに文字を入力] のダイアログ画面でフォントとサイズ、文字を入力して作成します。

標準文書のワードアート ギャラリーと文字入力
zu190606-1.png
zu190606-2.jpg

※図はデスクトップ版の Word 2019 で A のパターンが15種類表示されていますが、ストア版の Office を使用の場合は少なく表示されることがあるようです。右下にウィンドウ拡大ボタンがあり表示を増やすことができます。Word 2010 は30種類表示されます。
 PC に付属でプレインストールの Office 2016、2019 は、標準でストア版がインストールされますが、デスクトップ版に変更が可能です。

互換モードのワードアートギャラリーと文字入力ダイアログ
zu190606-3.png
zu190606-4.png

標準文書のワードアート
テキストボックスで作成の通常の文字と同じで、フォント、サイズ、文字の色設定や、[図形の書式]タブにあるワードアートのスタイルの [文字の効果] で、デザインされた文字に編集することができます。
文字はテキスト形式なので、文字単位に色の設定やグラデーションの設定が可能で、テキスト枠にも色、グラデーション、テクスチャ、パターンなどを設定することができます。

互換モードのワードアート
[ワードアート]タブにあるワードアートのスタイルで、文字色の設定、変形、3-D効果などの設定や、[文字の塗りつぶし]で文字列にテクスチャ、パターンの設定ができます。
文字全体が図イメージなので文字単位や文字枠の色設定などはできませんが、標準のワードアートではできない文字のテクスチャ、パターンなどが設定できます。

ワードアートの作成例
zu190606-5.jpg

ワードアートを編集するリボンのメニュー
標準の文書(*.docx) では、図形やテキストボックスなどと同じく [図形の書式設定]タブが表示されて、ワードアートのスタイルで文字デザイン、文字の色、文字の効果などを編集ができ、図形のスタイルで文字枠の編集を行うことができます。
以前のバージョンの 97-2003形式 (*.doc) の文書の場合は、Word のタイトルバーに [互換モード] と表示されて、[ワードアート]タブのリボンに表示されるコマンドも、以前のバージョンと同様のリボンメニューが表示されます。

標準文書のテキスト形式のワードアートの編集時は、通常の図形やテキストボックスと同様の [図形の書式]タブのメニューが表示されます。
zu190606-6-1.png

互換モードの文書でワードアートを編集する場合は、リボンメニューのワードアートのスタイルにワードアートギャラリーが表示されます。
zu190606-6-2.png

標準モードの文書で、Alt➜I➜P➜Wで作成した互換モードのワードアートを編集する場合、Word 2016、2019 はワードアートのスタイルにワードアートギャラリーが表示されません。Word 2013 以前のバージョンでは表示されます。
zu190606-6-3.png

標準モードのワードアートの編集
標準モードで作成したワードアートは、[図形の書式]タブでワードアートのスタイルの [文字の効果]、[ホーム]タブのフォントにある[文字の効果と体裁]などで、文字デザインを編集することができます。

zu190606-7.png

(1) 通常のワードアート文字:ワードアート ギャラリーで選択したスタイルの文字になる
(2) 影 :文字に影を設定 (図形のスタイルの図形の効果、ワードアートの文字の効果がある)
(3) 反射 :文字前面側に反射を設定
(4) 光彩 :文字周囲に色を設定
(5) 面取り :文字に面取りを設定
(6) 3-D回転 :文字の奥行き、質感、方向を設定
(7) 変形 :文字形状を変形

文字の効果とワードアートデザインを変更するメニュー
図形の書式設定の「塗りつぶしと線」は、選択しているテキスト枠の塗りつぶしと枠線の色や太さなどの設定ができます。
「文字の効果」は、ワードアート文字の影、反射、光彩、ぼかし、3-D書式、3-D回転などを設定できます。

zu190606-8.jpg
zu190606-9.png

[互換モード] のワードアートの編集
[ワードアート]タブのワードアートのスタイルなどで、文字の塗りつぶしの色、輪郭線の色の設定、形状の変更や、影の設定、3-D効果で奥行きのある文字に編集することができます。

zu190606-10.png

塗りつぶしの色は、文字列のグラデーション、文字の正面にテクスチャ、パターンなどを設定できる。

zu190606-11.png

グラデーションは1色、2色、既定があり、既定には多くのパターンがあります。
ワードアートを右クリックし、[オートシェイプ/図の書式設定] を選択すると左の「ワードアートの書式設定」画面が表示されます。
リボンの [ワードアート]タブで、[文字の塗りつぶし] ➜ グラデーション ➜ その他のグラデーションを選択時は、右の「塗りつぶし効果」が表示されます。

zu190606-12.png

標準文書と互換モード文書間のワードアート
[互換モード]で開いた文書(*.doc)のワードアートは、[ファイル]タブ➜情報➜変換で標準形式(*.docx) の文書に変換しても、互換モードのワードアートは変換されず、図オブジェクトのイメージのまま変わりません。

標準の文書で、互換モードのワードアートをコピー/貼り付けすると、テキスト形式の標準のワードアートに変換されて貼り付けされます。
標準のテキスト形式のワードアートを互換モードの文書に貼り付けすると、通常のテキストボックスで単なる文字として貼り付けされます。

まとめ
●Wordのワードアートは、テキスト形式と図オブジェクトイメージの2種類がある。
●ワードアートギャラリーは、標準モードと互換モードで表示形式が異なる。
●Alt➜I➜P➜Wのアクセスキーで作成の場合、Word 2016, 2019 はワードアートギャラリーが表示されない。
●標準モードの文書(*docx)はテキスト形式のワードアートが標準で、図オブジェクトイメージのワードアートも作成できる。
●互換モードの文書(*.doc)では、図オブジェクトのワードアートとなる。
●ワードアートのコピー/貼り付け
・標準文書から互換モード文書へのコピー/貼り付けは、テキストまたは図オブジェクトの選択になる。
・標準文書内で互換モードのワードアートをコピー/貼り付けすると、標準のワードアートに変換される。
 Ctrl キーまたは Ctrl+Shift キーを押しながらドラッグすると、互換モードの状態でコピーが作成されます。
・互換モード文書から標準文書へのコピー/貼り付けは、互換モードの図イメージ、または図(画像)とすることができる。

補足
Wordのバージョンによって、リボンに表示されるタブの名前が違ってきます。
以前のバージョンは、描画ツール[書式]タブ、ワードアートツール[書式]タブなどになっています。
新しいバージョンは、[図形の書式]、[ワードアート]などのようにタブの表示が変更されています。

関連情報
ワードアートを挿入する
ワードアートのテキスト書式ツールの場所
Word 2016 で以前のバージョンのワードアートギャラリーが表示されなくなった


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

マス目付き原稿用紙で用紙に色を設定する方法 [Word]

Word の原稿用紙設定ウィザードでマス目付きの原稿用紙を作成すると、用紙の色が白で緑色の枠線で作成されます。

zu190529-1.png

用紙に色を設定したい場合は、[デザイン]タブの [ページの色] で色を設定することができます。

zu190529-2.png

色を設定してみると、周囲の余白部は色が付きますが、マス目の部分には色が設定されずに白のままとなっています。
この原因は、ヘッダーに作成されているマス目の図形が、すべて白の塗りつぶしで作成されているためです。

zu190529-3.png

用紙全体に色を設定したい場合は、マス目用の図形の塗りつぶしの色を、用紙の色と同じ色で塗りつぶしに変更します。
図形はヘッダー部に、マス目用の縦横の長方形と、図形全体の外枠用の図形が、グループ化して作成されています。
ヘッダーを表示して、図形全体を囲む外枠の図形を除いて、マス目用の図形だけをすべて選択し、描画ツール[書式]タブの[図形の塗りつぶし]で、[ページの色] と同じ色で塗りつぶしの色を設定します。

外枠の図形を選択してしまうと、塗りつぶしした時にマス目が隠れてしまします。
グループ化されている図形から外枠の図形を除いて、マス目用の図形を選択するには、[書式]タブの [オブジェクトの選択と表示]で選択ウィンドウを表示して、外枠図形以外のオブジェクト名を Ctrl キーを押しながらクリックして選択します。

zu190529-4.png

マス目用の図形の塗りつぶしをすると、用紙全体が同じ色になります。

zu190529-5.png

ヘッダーを閉じて本文の編集画面に戻ると、マス目の部分の色が余白部分より薄い色の表示になりますが、これはヘッダーの画面表示の現象で、実際は同じ色になっています。

zu190529-6.png

以上のように、用紙全体に色の設定ができますが、印刷すると用紙周囲に数ミリの色の付かない部分が出ます。
これは原稿用紙の余白があるため、プリンターの最小余白が付いてしまうためです。

zu190529-7.png

[印刷]のプリンターのプロパティで、プリンターのページ設定を「ふちなし印刷」に設定すると、用紙全体に色が付いて印刷することができます。

色付け-8.png


Wordのオプションのアドインにある原稿用紙アドインがオンになっている状態でも、用紙の色の設定を行うことができます。
[ホーム]タブのフォント設定、段落設定ダイアログ、[レイアウト]タブのページ設定、段落設定などの機能はグレーアウトした状態になり使用できなくなります。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙を作成する方法 (3) [Word]

以前書いた記事の「任意の文字数と行数のマス目付き原稿用紙を作成する方法 (2)」 で、いろいろコメントを頂きますので、以前の記事を補足する形で、作成や編集する方法についてもう少し詳しい内容を書いてみました。

原稿用紙のマス目の大きさと位置の求め方
用紙サイズ
用紙サイズはA4(297×210mm)で、Wordの原稿用紙設定ウィザードと同じ余白量としています。
横向き用紙で縦書き、縦向き用紙で横書きのいずれも、余白上下25.4mm、左右30mmです。
マス目を作成して文字入力する本文領域のサイズは、(用紙サイズ-余白量) となるので、
横向き用紙で縦書きの場合は、横方向: 297-30×2=237mm
              縦方向: 210-25.4×2=159.2mm
縦向き用紙で横書きの場合は、横方向: 210-30×2=150mm
              縦方向: 297-25.4×2=246.2mm
となります。

ページ設定
新規作成または原稿用紙のコピーを利用する場合の文書は、最初に [レイアウト]タブで [ページ設定] 画面を表示して、原稿用紙用にページ設定をします。
・[用紙]タブで、用紙サイズを A4 に設定
・[その他]タブで、ヘッダーとフッターの用紙端からの距離を 0mm に設定
・[余白]タブで、用紙の印刷の向きと上下左右の余白量を設定
・[文字数と行数]タブで、文字方向、原稿用紙の設定にするにして、文字数と行数を設定
 必要に応じて、[フォントの設定] で使用フォントとサイズ (既定は10.5pt) を指定します。
段落の設定の行間は既定の1行で作成します。

zu190528-1.png

マス目の枠線
原稿用紙のマス目は、下図のように長方形図形の組み合わせでヘッダーに作成されています。
白で塗りつぶしされた横長と縦長の複数の長方形図形、および全体を囲む外枠の長方形図形をグループ化しています。
グループ化された状態のまま一部の図形を選択して、図形のサイズや位置の変更、追加、削除といった編集を行うことができます。

zu190528-2.png

  ※マス目用の図形はヘッダーに作成します。

外枠以外のマス目を構成する長方形図形A, B, C は、すべて白で塗りつぶし作成します。
長方形図形Aは行の文字の区切り用の図形で、1行目から順に背面~前面に微少量重ねて、文字数分だけ並べて配置します。微少量重ねることで線の太さが一定に見えるようになります。
長方形図形Bは行の区切り用の図形で、長方形図形Cは図形Bの1/2幅で両端部に配置して、指定の行を構成します。
図形B, Cは図形Aの前面に配置してマス目を構成し、図形全体の外枠を長方形図形で囲みグループ化しています。外枠図形も塗りつぶしの場合は、最背面に作成しておきます。

ページ番号などが必要な場合は、ヘッダーのマス目の上下側に、枠線なしのテキストボックスを作成して、その中に設定するようにします。
これにより、下図のようなマス目のある原稿用紙となります。

zu190528-3.png

縦書き/横書き時の図形配置の概要
縦書きの原稿用紙は、1行の文字区切り用の横長の長方形図形Aを、上から下に文字数分だけ並べて作成し、その前面に行区切り用の縦長の長方形図形Bと、左右両端に行区切り用図形Bの1/2幅の縦長の長方形図形Cを配置してマス目を作成します。

横書きの原稿用紙は、1行の文字区切り用の縦長の長方形図形Aを、左から右に文字数分だけ並べて作成し、その前面に行区切り用の横長の長方形図形Bと、上下両端に行区切り用図形Bの1/2幅の横長の長方形図形Cを配置してマス目を作成します。

各図形の配置位置は、本文領域左上余白位置を基準(0,0) にして、図形の左上コーナー位置をレイアウトの詳細設定の[位置]で指定して配置します。
各図形の前面、背面の設定は、[オブジェクトの選択と表示] で選択ウィンドウを表示して、図形オブジェクト名の並び順をドラッグ操作で変更するだけで設定ができるので、描画ツール[書式]タブの配置にある[前面へ配置]、[背面へ配置] で行うよりも簡単で確実に設定できます。
選択した図形は矢印方向キー、[Ctrl]+方向キーで微小移動ができるのですが、図形のサイズと位置を求めておき、[オブジェクトの選択と表示] ウィンドウ、[書式]タブのサイズ、およびレイアウトの詳細設定の [位置] 指定で行うほうが正確に作成できます。

以下に縦書きの原稿用紙を例に、マス目用図形のサイズと位置の求め方、図形の配置方法について概要を説明します。
ウィザードの原稿用紙は、外枠の図形は線の太さが 1pt、それ以外の図形は 0.5pt で作成されています。

例1) 20字×20行、横向き用紙、縦書きの場合(文字数=行数の場合)
1行の文字方向を区切る横長の長方形図形A の、1文字の幅A1は159.2mm/20行=7.96mm/行となるので、外枠と同じ幅で文字数分作成します。
図形を配置する時に、図形の幅を同じ796mmで作成するとマス目の線が一定の太さにならない場合があるので、前面端部の図形以外は、図形の幅を0.1~0.2mm大きくして重なるように配置をするようにします。
一文字目用の図形を最背面として、20文字目の図形が最前面となるように並べて配置することで、図形の位置を算出した位置で均等に指定できるようになります。
※逆の順序で配置することも可能ですが、図形の幅に合わせて位置も変更が必要になってきます。

1行の幅Bは237mm/20行=11.85mm/行となるので、行を区切る縦長の長方形図形Bの幅は11.85mm-7.96mm=3.89mmとして、文字数分作成すれば良いことになります。
行を区切る長方形図形Bの数は行数より1つ少ないので、図形Bの1/2幅の3.89mm/2=1.945mm(≒1.95mm) の図形Cを左右両端部に作成して、図形Bを均等に配置していくとマス目になります。

※Wordの原稿用紙設定で作成された図形は、幅サイズや配置位置にばらつきがあります。  0.3~0.6mm程度なので実用上は問題ないですが、同じ値に変更したほうが良いと思います。

 文字列用の長方形図形A(幅=1文字単位、長さ=本文領域の横幅、白で塗りつぶし)
 zu190528-4a.png

 前面、背面の順序を反対にすると、位置の指定も補正が必要になってきます。
 zu190528-4.png

行を区切る長方形図形Bと両端部の図形Cは、図形Aの前面となるように配置します。
図形B, Cを配置する位置は、1行の幅11.85mmごとに配置しますが、最初の位置だけ両端の幅の1.95mmだけ小さい位置になります。

 行区切り用の長方形図形Bと両端部の図形C(白で塗りつぶし、図形Aの前面に配置)
 zu190528-5.png

 W1 :行数で算出した1行の幅 =11.85mm
 W2:行数で算出した1行の幅から行区切りの1/2幅だけ少ない幅 =9.9mm
  A :文字作成用の1行の幅 =7.96mm(長方形図形Aと図形Bで区切られたマス目)
  B :行区切り用の長方形図形Bの幅 =3.89mm
  C :領域の両端部の長方形図形Cの幅 =1.95mm ((行区切り用の長方形図形Bの1/2幅)

 ※行区切り用の長方形図形Bと図形Cは、文字区切り用の図形Aの前面に配置する。

例2) 25字×30行で、横向き用紙、縦書きとしたい場合(文字数<行数の場合)
1行の文字列を区切る長方形図形A の1文字の幅A1は159.2mm/25字=6.368(≒6.37)mm、1行の幅Bは237mm/30=7.9mmとなります。
文字数より行数が多い場合は、文字数と行数が同じ時のように、行を区切る長方形図形Bの幅を7.9mm-6.37mm=1.53mmで作成すると、行区切りの幅が狭くなって、文字がマス目の右寄りになりバランスが悪くなります。

文字数より行数が多い場合は、値の大きい行数で1行の文字幅159.2mm/30行≒5.31mmを求めて、行を区切る長方形図形Bの幅を7.9mm-5.31mm=2.59mmとして作成するようにします。
左右両端部の長方形図形Cの幅は、図形Bの1/2幅の2.59mm/2=1.295(≒1.3)mmで作成すると、文字数と行数に合わせたマス目の原稿用紙になります。

例3) 30字×25行で、横向き用紙、縦書きとしたい場合(文字数>行数の場合)
1行の文字列を区切る長方形図形A の1文字の幅A1は159.2mm/30字=5.306(≒5.31)mm、1行の幅Bは237mm/25行=9.48mmとなります。
文字数より行数が少ない場合は、文字数と行数が同じ時のように、行を区切る長方形図形Bの幅を9.48mm-5.31mm=4.17mmで作成すると、行区切りの幅が広すぎて、文字がマス目の左寄りになりバランスが悪くなります。

文字数より行数が少ない場合は、値の小さい行数で1行の文字幅159.2mm/25行≒6.37mmを求めて、行を区切る長方形図形Bの幅を9.48mm-6.37mm=3.11mmとして作成するようにします。
左右両端部の長方形図形Cの幅は、図形Bの1/2幅の3.11mm/2≒1.56mmで作成すると、文字数と行数に合わせたマス目の原稿用紙になります。

図形の選択と前面、背面の設定を変更する操作
[ホーム]タブ➜編集グループの [選択] ➜ [オブジェクトの選択と表示]、または図形を選択して、描画ツール[書式]タブ➜配置グループの [オブジェクトの選択と表示]で、下図のような選択ウィンドウを表示して操作します。
選択ウィンドウに表示される図形の名前が、上にある図形が前面側、下にある図形が背面側になるので、1行の文字列用の長方形図形を順番に、前面➜背面に設定する場合などは、名前のドラッグ操作だけで簡単に変更ができます。

選択ウィンドウでは、以下の操作を行うことができます。
・図形オブジェクトを選択する([Ctrl] キーを押しながら複数選択が可能)
・図形の前面、背面の設定(並び位置を変更すると図形間の前面/背面が入れ替わる)
・図形オブジェクト名の変更
・図形の表示と非表示(名前右の眼のマークをオン/オフ)

選択ウィンドウに表示されるオブジェクトの名前は、[挿入]タブの [図形] の名称と作成した順の番号で表示され、原稿用紙の図形は正方形/長方形+Noの名称となっているため、どの位置の図形なのかが分かりずらいです。
名称は変更できるので、編集する際にどの図形か分り易い名前にしておくと、図形を選択しやすくなります。(名前を2回クリックして変更できます)

 表示される標準のオブジェクト名と、名前を変更したオブジェクト名の例
 zu190528-6.png

多数ある図形を選択する場合、直接図形をクリックで選択できますが、前面/背面の図形を複数選択する時などは選択しづらいことがあります。
選択ウィンドウで図形の名前(オブジェクト名)をクリックすると該当図形を選択でき、[Ctrl] キーを押しながら選択すると、複数の図形を選択できます。
選択している図形の名前を再度クリックすると、その図形の選択が解除されます。
※[ホーム]タブの選択➜[オブジェクトの選択] で、図形全体を一括選択しておき、選択ウィンドウで選択不要な図形だけ除外する操作も可能です。

図形の名前を選択、ドラッグして並び替えすると、図形の前面/背面の配置を変更できます。
右上の[▲] [▼] は前面へ移動、背面へ移動で、クリックすると選択している図形の名前が移動し、ドラッグした時と同じ動作となります。
図形の名前の右にある目のマークをクリックして、図形を表示/非表示にすることができます。

図形の配置位置を設定する操作
マス目用の図形の配置位置を設定する場合に使用します。
図形を選択して、描画ツール[書式]タブで、配置グループの [位置] ➜ [その他のレイアウト オプション]を選択するか、サイズグループのレイアウトの詳細設定:サイズのダイアログから、レイアウトの [位置]タブにして選択図形の位置を指定します。

図形ごとに設定する場合は、メニュー選択のステップが多くあるので、以下のようにリボンメニューまたはクイックアクセス ツールバーに、[レイアウトの詳細設定] コマンドボタンを追加しておくと、1回のクリック操作で位置設定画面を表示できます。

●リボンに位置メニューを追加
[ファイル]タブ➜オプション➜リボンのユーザー設定を選択し、コマンドの選択を [リボンにないコマンド] または [すべてのコマンド] にしてレイアウトの詳細設定を [追加] します。
下図は、ツールタブの描画ツールの[書式]に位置グループを追加作成して、名前をレイアウト位置に変更して追加作成した例です。

 zu190528-7.png

●クイックアクセス ツールバーに追加
[ファイル]タブ➜オプション➜クイック アクセス ツールバーを選択し、コマンドの選択を [リボンにないコマンド] または [すべてのコマンド] にして、コマンド一覧からレイアウトの詳細設定を選択して [追加] でコマンドを追加します。

 zu190528-8.png

図形を選択して、リボンメニューまたはクイックアクセス ツールバーに追加したレイアウト位置コマンドをクリックすると、位置設定ダイアログ画面が表示されるので、本文領域左上(左上余白) を基準(0,0) として、図形の左上の位置を設定して図形を指定の位置に配置します。
※図形が多いので、図形の選択を選択ウィンドウで行って、レイアウトで位置を設定する操作が一番簡単に行えると思います。

位置設定ダイアログ画面は、グループ化されている図形の場合と、されていない図形の場合で表示内容が違ってきますが、左上余白を基準で指定すれば同じ値で指定できます。
既存の原稿用紙を利用の場合は、グループ化されている図形の編集になります。

グループ化されている場合と、グループ化されていない場合の図形の位置設定画面
zu190528-9.png
※図形の位置は 0.1mm単位に四捨五入され丸めて表示されます。

既存の原稿用紙を利用して、新たな原稿用紙を作成する方法
原稿用紙設定ウィザードで作成した原稿用紙や、サンプルの既作成の原稿用紙などを利用して、任意の文字数と行数に変更して、マス目用の図形の変更、追加、削除を行って、別の原稿用紙を作成する方法について示します。
原稿用紙ウィザードで作成した原稿用紙を利用する場合は、ヘッダーを開いてグループ化されている図形をコピーして、新規文書のヘッダーに貼り付けて、編集するようにします。

文字数または行数を少なくする場合
ヘッダーに作成されている長方形図形の一部だけを選択削除して、残った図形の幅サイズと配置位置を編集して作成します。
文字数を少なくする場合は文字区切り用の長方形図形、行数を少なくする場合は行区切り用の長方形図形を削除します。
削除する図形は不要な分だけ選択して、[切り取り] または [Delete] キーで削除したほうが編集しやすくなります。
文字または行の図形の幅サイズの変更は、同じ図形をすべて選択してサイズで一括して変更することができます。
削除により図形の無い空白部ができるので、空白側に近い長方形図形からレイアウト オプションの [位置] で、文字数または行数ごとの位置に変更して新しい原稿用紙にします。

20行➜18行に2行少なくする場合の例
行数を変更後の、行区切り用の図形の幅サイズと、配置する位置を求めておきます。
右端側の行区切り用の図形を2個選択して、[Delete] キーで削除します。
削除した後、残っている行区切り用の図形をすべて選択して、図ツール[書式]タブのサイズで図形の幅を一括変更します。

zu190528-10.png

行区切り用の図形を右端側から選択して、レイアウトの詳細設定の [位置] で配置する位置を変更していきます。

zu190528-11.png

文字数を少なくする場合は、文字区切り用の図形に対して同様に行います。

文字数または行数を増やす場合
ヘッダーに作成されている長方形図形を、変更する文字数または行数に合わせて幅サイズと配置位置を変更します。
文字数を増やす場合は、文字区切り用の長方形図形のサイズを小さくして、位置を変更します。
行数を増やす場合は、行区切り用と両端部の図形のサイズを小さくして、位置を変更します。
図形の幅サイズを変更する時は、変更する文字または行の区切り用の、同じ種類の図形をすべて選択して幅にサイズを一括で変更してから、個々の図形の配置位置を変更するようにします。

図形のサイズと位置を編集すると、図形の無い空白部ができるので、空白側に近い側の長方形図形を追加する数だけ選択して、Ctrl+D キーでコピーを作成します。
斜め右下側に最前面の状態でコピー図形が追加されるので、選択ウィンドウで先頭に追加されている図形の名前を、同じ図形の種類の場所にドラッグして移動します。
※文字区切り用の図形は、前面/背面の配置があるので、移動位置が意味を持ちます。
追加された図形は、空白部のおよその位置に方向キーで移動して、個々の図形ごとにレイアウト オプションの [位置] で配置位置を設定して新しい原稿用紙にします。

1行の文字数を20字➜25字に5文字分増やす場合の例
文字数を変更後の、文字区切り用の図形の幅サイズと、配置する位置を求めておきます。
文字区切り用の図形をすべて選択して、図ツール[書式]タブのサイズで図形の幅を一括変更します。

zu190528-12.png

幅サイズを変更した文字区切り用の図形を上側から順に選択して、レイアウトの詳細設定の [位置] で配置位置を変更していきます。変更すると下部に行の無い部分ができます。

zu190528-13.png

文字区切り用の下部側の図形を5個選択して Ctrl+D キーを押しコピーを作成します。

zu190528-14.png

矢印方向キーで、コピー追加された図形を下端側に移動して、選択ウィンドウの先頭に追加されている図形の名前を、最後の位置にある文字区切り用の図形の下の位置に移動して、図形を背面側に変更します。
追加した図形を順に選択して、レイアウトの詳細設定の [位置] で配置位置を変更していきます。

zu190528-15.png

行数を増やす場合は、行区切り用の図形に対して同様に行います。

図形の幅サイズを変更する操作
図形を選択して、描画ツール[書式]タブのサイズ ボックスでサイズ変更が可能です。
図形の幅だけなど、片方のみ変更する場合は、サイズ ダイアログ (レイアウトの詳細設定:サイズ) の [サイズ] タブで、「縦横比を固定する」のチェックをオフにしておきます。

zu190528-16.png

※図形のサイズは 0.01mm単位で表示されますが、7mm→6.99mm のようになる場合があります。

補足
Ctrl+D キーで図形のコピーを作成すると、前面に配置された状態で、斜め右下方向側にコピーが最前面に作成されます。
このため、他の図形が背面側となって隠れてしまうので、前面/背面の配置編集が必要になります。
[オブジェクトの選択と表示] の選択ウィンドウには、追加した図形は先頭に名前が表示されます。
選択ウィンドウで、同じ種類の図形ある場所に移動すると前面/背面が変わります。

描画ツール [書式] タブの [背面] ➜ [最背面] に変更する方法でも可能ですが、文字区切り用の図形は隣接の図形同士も前面/背面の設定が必要となるので、選択ウィンドウで操作して名前の位置変更で行うほうが簡単です。

下図は 文字数の追加で変更のため、既存の図形の幅サイズと位置を変更した後、文字数の追加分だけ文字区切り用の図形をコピーした時の状態です。
この後、選択ウィンドウで図形の名前をドラッグして、並び順を変更してコピー図形を背面に変更し、位置を変更すると、作成したい文字数の図形となります。

zu190528-17.png


最後に
原稿用紙のマス目は、文字と行を区切る長方形図形の組み合わせで作成されています。
任意の文字数と行数の原稿用紙を作成するには、文字と行の間隔を求めて、それに合わせて図形のサイズと位置を設定していくことになります。
この編集操作をできるだけ簡単に、あまり手間をかけずに行うためには、図形の前面/背面の配置、[オブジェクトの選択と表示] の選択ウィンドウの操作、レイアウトオプションの位置設定操作、[Ctrl]+D を使ったコピー操作、[Ctrl]+方向キーや方向キーによる図形の移動、といった操作を理解しておくと、短時間で作成可能になってくると思います。

----- 2019-06-20 サンプルファイルを追加 -----
原稿用紙のマス目上下部分に、ページ番号、コメントなどを挿入できるように、テキストボックスを追加したサンプルファイル (*.docx) を作成しました。
不要な場合は、ヘッダーの編集でページ番号を削除またはテキストボックスを削除してください。

リンクをクリックして、表示された原稿用紙上部のダウンロードをクリックして、 [保存]横の [Λ] から [名前を付けて保存] で PC に保存して利用できます。

横書き用 (A4 縦向き用紙)
 15字×15行 15字×20行
 20字×20行 20字×25行 20字×26行 20字×30行 20字×35行 20字×40行
 21字×25行
 25字×20行 25字×25行 25字×30行 25字×32行 25字×35行 25字×40行
 30字×20行 30字×25行 30字×30行 30字×35行 30字×40行
 35字×20行 35字×25行 35字×30行 35字×35行 35字×40行
 40字×20行 40字×25行 40字×30行 40字×32行 40字×35行 40字×40行

縦書き用 (A4 横向き用紙)
 15字×15行 15字×20行
 20字×20行 20字×25行 20字×26行 20字×30行 20字×35行 20字×40行
 21字×25行
 25字×20行 25字×25行 25字×30行 25字×32行 25字×35行 25字×40行
 30字×20行 30字×25行 30字×30行 30字×35行 30字×40行
 35字×20行 35字×25行 35字×30行 35字×35行 35字×40行
 40字×20行 40字×25行 40字×30行 40字×32行 40字×35行 40字×40行

マス目用図形の位置データ


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word のカーソルを太く表示するには [Word]

Word で文字列を入力・編集する際のカーソルは細い縦棒で表示されますが、Word だけこのカーソルを太く変更する機能はありません。
カーソル設定は Windows の設定となっているので、他のアプリも含めてカーソル表示が変わっても良い場合は、以下の設定で変更することができます。
Windows 10 の場合を例に、設定方法を示します。

[スタート] ➜ [設定] ➜ 簡単操作を選択します。
zu190526-1.jpg

カーソルとポインターのサイズを選択して、カーソルの太さを変更します。
変更後、右上の [✕] で設定を閉じます。
zu190526-2.jpg

変更した太さにより、以下のようになります。
zu190526-3.png

注)アプリの機能固有に表示されるカーソルは変更されません。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word の縦書き印刷時に、記号、小文字、句読点の位置や向きに不具合 [Word]

Windows 10 環境の Word 2016、Word 2019 などの縦書き文書で、フォントに游明朝、游ゴシックを使用してを作成した文書を印刷すると、カギ括弧(「」) の向き、長音記号の向き、句読点 (、。) の位置、小文字のひらがななどの位置に不具合が発生するようです。

 カギ括弧 (「」) の記号文字の向き ・・・ 横書きと同様の向きになる
 縦向きの長音記号(-)の文字の向き ・・・ 横向きになる
 句読点 (、。) の表示位置 ・・・ 文字の右下ではなく、左下側に表示される
 小文字のひらがな (っ、ゃなど) ・・・ 左寄りになる

文書作成の編集画面、印刷プレビュー画面では正常に表示されるようですが、印刷すると文字方向や記号、小文字ひらがななどの位置が左寄りで印刷されるようです。
PDF への出力も同様になります。(印刷で Print to PDF にして出力してみました)

zu190604-1.png

原因
5月の Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム KB4495667 または KB4494441 が原因で、この不具合が発生するようです。

対処方法
使用フォントをMS明朝、MSゴシックなどの別のフォントに変更するか、フォント変更が難しい場合は一時的に該当の KB を削除して回避することになるようです。

関連の情報
Windows 10 で記号の縦書きが正しく処理されない
Wordで縦書を選択した場合、記号だけ横書で印刷される、その後。

補足
以前も同様の現象が出たことがありましたが、その際はフィードバックにより修正されました。
本現象に遭遇された方は、できるだけフィードバックされたほうが良いと思います。

あっ、記事を書いていて思い出したんですが、文字列の均等割り付けも不具合となっていました。
新規に作成した文書は設定、編集しても正常で問題は出ませんが、過去に作成して保存してある文書の時に、均等割り付けの箇所が文字編集できなくなっています。
※いつからかは不明ですが、4~5月の最近の更新前に保存してある、均等割り付けを使用している文書が不具合になるようなので、これもフィードバックですね。

----- 2019-6-22 追記 -----
縦書き文書で游フォントの記号の向きがおかしくなる現象については、Windows 10 のバージョンが 1809 で発生するようです。
バージョンを 1903 にアップデートで更新すると、正常な表示に改善されるそうです。
検索ボックスに winver と入力して [Enter] を押すと Windowsのバージョンを確認できます。
※[スタート]を右クリックし、システムを選択しても参照できます。

----- 2019-07-07 追記 -----
Windows 10 バージョン 1903 は大型アップデートとなっていますので、更新には時間がかかります。
Windows 10 バージョン 1903 への更新ですが、インターネット接続環境(速度)、PCの性能などで更新に要する時間がかなりかかる場合があります。
手元のサブノートPCが 1809 のまま使用していたので、1903 に更新してみたところ 6時間かかりました。
CPU: Core i3 1.5GHz (Intel 2377M), メモリ: 4GB, HDD: 500GB の 6~7年前のPCで、インターネット接続の回線速度は 300Mbps です。
ダウンロードに 2H、更新インストールに 3.5H、再起動に 0.5H を要して、更新完了となりました。
更新後、問題のあったフォントも正常表示となったことを確認しています。

バージョン 1903 の通知はかなり前に来ていたのですが、設定➜更新とセキュリティ➜Windows Update で 1903 に更新インストールで手動更新しないと更新されません。
更新すると[スタート]の横に検索アイコンが増えて、背景の透明化など画面の色合いも少し変わります。
タイルやタスクバーなどが明るいグレーになって見づらい箇所もあったので、[設定]の色で元と同様の感じに再設定しました。

Windows 10 May 2019 Update (バージョン 1903) の紹介

----- 2019-10-10 追記 -----
Word 2016/2019 における縦書き印刷や、PDF出力時の不具合(記号の位置、文字の重なりなど)については、10月8日にリリースされた Officeの更新プログラムで解消されたようです。
Windows 10 がバージョン 1903 にしても発生する場合は、[ファイル]タブ➜アカウントで Office のバージョンがバージョン 1906 以前になっている場合は、 [更新オプション] の [今すぐ更新] でバージョン 1909 ビルド 12026.20320 以降に更新すると、正常な印刷や PDF作成が可能になるはずです。(当方はこれで解消されました)

注) MS コミュニティを参照すると、上記の状態でも正常とならない人がいるようで、古い更新バージョンに変更して、自動更新を無効にして対応しているそうです。
  wordで縦書きが横書きになる。(差し込み印刷で縦書き時の不具合の例です)


nice!(1)  コメント(13) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

小さなフォントサイズの文字、ルビ(ふりがな) の文字色がグレーになる現象 [Word]

Word 文書でフォントサイズが 5~6pt などの小さな文字や、ルビ(ふりがな) の小さな文字が黒ではなく、グレーで表示される現象が発生しているようです。

Word 2019 と Word 2016 で確認してみましたが、ルビ (ふりがな) として使用される 5~6pt の小さいフォントサイズの場合、フォントの種類によって異なるようですが、ルビだけでなく本文の文字でも発生します。

以前はグレーではなく黒色で表示されていたと思うのですが、いつ頃からこういう状態になったのか定かではありません。
Microsoft のコミュニティで Office Premium の使用ユーザーが、3月13日の更新を適用したらルビがグレーになって見えないという質問を見かけました。

手元に Office Premium が無いので、永続版の Office 2019 と 2016 で確認したところ、小さいフォントがグレーになる現象が確認でき、2月の更新状態に戻してみましたが現象は変わりませんでした。

画面表示が 100% で、文字フォントがMS明朝の場合、フォントサイズが 6pt 以下では黒の文字色がグレー色で表示され、6pt 以上の文字は黒で表示されます。
游明朝、メイリオなどの場合は、本文の文字自体もグレーがかった色のためか、クッキリした黒ではないため、ルビなど小さな文字はグレー表示になります。
グレーになるのは画面表示だけで、印刷は黒になります。
画面表示をズームで拡大した表示にすると、すべての文字が黒で表示されるようになります。

念のため、ワードパッド、メモ帳、PowerPoint、Excel や、以前のバージョンの Word 2010 などでも確認してみましたが、PowerPoint 2019/2016 では同様の現象が発生するようで、Word 2010 も游明朝、メイリオなどの使用フォントによって発生します。
それ以外のアプリではグレーに色が変わる現象はありませんでした。

極端に小さいフォントは、Word のルビなど以外で殆ど使うことは無いと思いますが、使用フォントやズーム表示変更などで対応できるのではと思います。

参考
Word 2019 / PowerPoint 2019 / ワードパッドの表示状態の例
zu190317-1.png

Word 2016 の表示状態の例
zu190317-2.png

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word のバージョンによる画像の [背景の削除] 機能の違い [Word]

挿入した画像の [背景の削除] という機能が、Word 2010 以降のバージョンにあります。
画像の必要な箇所だけ残して、不要な箇所は削除、透明化する機能で、前面で画像を配置すると、透明化された部分の背景にある文字や画像が見えるようになります。

新しいバージョンの Word 2019 では、[背景の削除] 機能が少し変更になっています。
新機能追加のある Office Premium や Office 365 に含まれる Word も同様に変わっているはずで、永続版の Office 2016 以前のバージョンは機能変更がないので、従来のままになっているはずです。

実際の例を以下に示します。
永続版の Word 2016 と Word 2019 に挿入した画像です。(左右対称の画像ですが意味はありません)

zu190306-1.jpg

図ツールの [書式]タブで [背景の削除] を指定すると、削除する領域が紫色に変わりますが、ここで違いが出てきます。
従来は、保持する領域の範囲を表す四角枠が表示されますが、Word 2019 は四角枠が無くなりました。

zu190306-2.jpg

四角枠の有無に関わらず、[(+) 保持する領域としてマーク] と [(-) 削除する領域としてマーク] を使用して、画像の不要な領域を消して、残したい部分を表示する編集が必要になります。
従来は、四角枠の位置、大きさによって、異なる場所の削除する領域の一部が表示されることがありました。
下図の例は、四角枠を変えただけで、削除する領域などの指定は行っていない状態です。

[保持する領域としてマーク] で四角枠の外側を指定すると、四角枠のサイズが変わりますが、初めから四角枠を大きめにしてやれば良いだけになってきます。
[画像の削除] で透明化しても、画像自体の領域範囲は元のままで変わらないので、四角枠自体がトリミングとも違うのであまり意味がなく、仕様変更になったように思います。

zu190306-3.jpg

[背景の削除] で不要な部分を透明化しても画像の範囲は変わらないので、画像の [文字列の折り返し] が [前面]、[背面] 以外では、透明化された部分が空白の状態になります。
無駄な領域を小さくして、文字列などとの間隔を狭く配置するには [トリミング] を使用します。

zu190306-4.jpg

大きな画像の場合は、あらかじめ画像編集ソフトで不要な領域を削除した画像にしておき、Word に挿入して [背景の削除] を行ったほうが、[トリミング] を使用するよりも Word のファイルサイズが小さくなります。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

追加したフォントが Word だけ表示されない/使用できない時の対処方法 [Word]

Windows に標準で搭載されているフォント以外のフリーフォントや、はがき作成ソフトなどに付いているフォントなどを追加した時に、Office 2016/Office 2019 の Word だけフォントボックスに表示されなかったり、フォントボックスに表示されても、文字を入力すると別のフォントに変わったり、正常に表示されなかったりする現象が発生する人がいるようです。

Windows に標準搭載の日本語用フォントは種類が少ないので追加をするのでしょうが、メモ帳、Excel、PowerPoint など、他のアプリでは正常に使用でき、Word だけ問題が発生するとのことです。

Office 2016/Office 2019 はストア版とデスクトップ版と呼ばれる 2種類があり、購入した PC に付属でプレインストールされている多くは、ストア版がインストールされています。
追加フォントの問題が発生するのはストア版の Word の場合で、デスクトップ版は正常に使用できるそうです。

ストア版とデスクトップ版の見分け方は、Windows 10 の場合はスタートを右クリックしてアプリと機能を選択、それ以外の場合は、コントロールパネルのプログラムで、インストールされている Office 製品の名称を参照すると分ります。
Microsoft Office Desktop Apps がある場合はストア版
Microsoft Office xxxxxxx 2016-ja-jp のようになっている場合はデスクトップ版です。

Office アプリで確認する場合は、[ファイル]タブのアカウントを選択して、バージョン番号の最後に書かれている文字列で分かります。
バージョン xxxx (ビルド xxxxx.xxxxx ○○○) の、○○○が Microsoft Store となってのはストア版で、クイック実行となっているのはデスクトップ版です。

ストア版の場合、フォントボックスのフォント名の右に雲マークが表示されているフォントは、追加できるフォントを意味していますが、追加できないこともあるようです。

ストア版の Office を使用していて、追加したフォントの使用で問題があるような場合は、デスクトプ版に変更して解消できることが多いようです。
ストア版の Office をアンインストールして、Office 用の Microsoft アカウントで Office.com にサインインして、マイアカウントページ (サービスとサブスクリプション) からインストールで、デスクトップ版に変更できます。

<参考情報>
Office 2016 搭載機なのに日本語フォントが少ない
ワードでのみフリーフォントが表示されない
ワードでインストールしたフォントが使えない

どうも、ストア版の Word は問題がいろいろと多いようです。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

平成と入力して今日の日付を入力できない [Word]

現在の元号「平成」ですが、4月1日に新元号が発表されて、5月1日に新元号になることが決まっていますので、あと2か月半弱で変わりますね。
元号が変わると今日の日付も新しい元号に変わると思いますが、新しい Word 2019 で今日の日付を自動入力できない問題があり対処したので、同様の現象が発生した時の参考に対処方法を記事にしました。

Word で今日の日付を入力する場合に、「へいせい」と入力して「平成」に変換し、続けて [Enter] を押すと下図のようにポップヒントが表示されて、[Enter] で今日の日付を入力することができるようになっています。
ポップヒントが表示されなかったり、元号の「平成」だけが入力されて今日の日付にならない現象が発生することがあるようです。

zu190220-1.png

今年の 1月から Office 2019 を使い始めたのですが、Word 2019 で「平成」と入力変換すると日付のポップヒントが表示されず、[Enter] の入力で「平成」の元号のみが入力されてしまい、今日の日付を自動で入力することができない状態になりました。
Word 2010、2013、2016 では問題なくポップヒントが表示され、[Enter] で今日の日付を自動入力することができました。

元号だけの入力でポップヒントが表示されず、今日の日付が入力できない場合の原因としては、
・Word の [オートコレクトのオプション] の日付スタイルの設定
・オートコレクトの定型句の候補の表示の設定
の、いずれかが関連しているようです。

[オートコレクトのオプション] の日付スタイルの設定を確認する
[ファイル]タブ ➜ オプション ➜ 文章校正 ➜ 右にある [オートコレクトのオプション] を選択します。
オートコレクトの [入力オートフォーマット]タブで、入力中に自動で書式設定する項目にある「日付スタイル」にチェックがない場合は、チェックを入れて [OK] でオプションを終了します。

zu190220-2.png

この状態で「へいせい」と入力して「平成」に変換し、[Enter] でポップヒントが表示されて今日の日付が入力できるか確認します。

当方の Word 2010~2016 では、「日付スタイル」にチェックがない状態でもポップヒントが表示され、今日の日付が入力可能でしたが、チェックが付いていないとポップヒントが表示されないこともあるようです。
Word 2019 は「日付スタイル」にチェックを入れてもポップヒントが表示されない状態でした。
チェック無しでもポップヒントが表示される理由はわかりません。


「日付スタイル」の設定で日付を自動入力できない場合は、以下の「オートコレクトの定型句の候補の表示の設定」を確認してみてください。

オートコレクトの定型句の候補の表示の設定を行う
設定の手順は、
・クイックアクセス ツールバーに「定型句を置き換える」のアイコンを追加する。
・オートコレクトを表示して、「登録名の先頭の数文字の入力で候補を表示する」のチェックを確認する。
になります。

クイックアクセス ツールバーに「定型句を置き換える」のアイコンを追加する
Word 画面上部にあるクイックアクセス ツールバー右端の、小さな▼部をクリックして、[その他のコマンド] を選択します。

zu190220-3.png

クイックアクセス ツールバーのカスタマイズが表示されるので、コマンドの選択:[リボンにないコマンド] または [すべてのコマンド] にして、下のコマンドから「定型句に置き換える」を選択して [追加] をクリックして右の枠に追加し [OK] とします。

zu190220-4.png

Word 画面の適当な文字を選択して、クイックアクセス ツールバーに追加された [定型句に置き換える] のアイコンをクリックします。
※適当な文字を選択しないと、 [定型句に置き換える] のアイコンが選択できません。

オートコレクト画面が表示されるので、先頭にある「登録名の先頭の数文字の入力で候補を表示する」にチェックが無い場合は、チェックを入れて [OK] で閉じます。

zu190220-5.png

この状態で「へいせい」と入力して「平成」に変換し、[Enter] で今日の日付のポップヒントが表示され、[Enter] で日付が自動入力されるか確認します。

新しい Word 2019 の場合「日付スタイル」では変化がありませんでしたが、「オートコレクト」の方法でポップヒントが表示され、今日の日付を入力することが可能となりました。
この方法は、Word2010~2016 など、他のバージョンでも有効な方法です。

元号の改元については、1~2月にかけて Windows, Office などで更新プログラムが配信されていますが、適用すると一部アプリが動かなくなったり、平成が半角文字になったりとトラブル続きだったようですが、修正プログラムが配信されて解消の方向にあるようです。

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

文字の選択時にミニツールバーを表示/非表示にする [Word]

Word 文書で文字列を選択すると、下図のようなミニツールバーが表示されてきます。

zu190219-1.png

ミニツールバーは、[ホーム]タブのフォント、段落、スタイルの一部になっていますので、[ホーム]タブ以外で作業している時は便利ですが、表示が必要ない場合もあると思います。
文字列を選択した時、ミニツールバーの表示/非表示にするかは、オプションで設定することができます。

[ファイル]タブ ➜ オプション ➜ 基本設定を選択して、右のユーザーインターフェースのオプションにある「選択時にミニ ツール バーを表示する」のチェック有無により、表示/非表示が切り替わります。

zu190219-2.png


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Wordで図形を選択する ([オブジェクトの選択] 使用時の問題点と対処方法) [Word]

Word 文書の作成で、図/図形を挿入した文書を作成することは良くあると思います。
図/図形を自由な位置に配置するには、文字列の折り返しを四角、前面、背面などの形式に設定しますが、オプションの設定で図を挿入/貼り付けする時の既定の形式を変更できるようになっています。
挿入した図/図形の位置やサイズを変更などをする場合は、図/図形をクリックまたは [Shift]キーを押しながらクリックして複数の図/図形を選択しますが、Word 2013 以降のバージョンでは図1 の [ホーム]タブの [選択] ➜ [オブジェクトの選択] で図/図形の範囲をドラッグして、一括で図形を選択することができるようになっています。

zu190211-1.png
図1. [ホーム]タブ➜[選択]➜[オブジェクトの選択]


図2 は [オブジェクトの選択] で図の範囲をドラッグした時の状態で、選択範囲がグレー表示されます。
以前の Word 2010 は、描画キャンバス内に作成の図/図形に対してのみ可能で、ページ上に直接作成した図/図形などは [オブジェクトの選択] で選択することができなかったので、Word 2013 以降のバージョンでは選択機能が改善されています。

zu190211-3.png
図2. [オブジェクトの選択]をして、図の範囲をドラッグした状態


[オブジェクトの選択]で図形の範囲を選択して図/図形を選択した場合、図3 のように水平および垂直の直線、直線矢印線だけが選択されていません。
直線図形を作成する場合に、[Shift]キーを押しながら作成すると水平、垂直の直線を作成することができるのですが、[オブジェクトの選択] で選択すると、水平および垂直の直線図形だけ選択されません。
図3 の例では分かりにくいですが、単独の直線、矢印線以外に長方形図形を結ぶ直線も選択されていません。

zu190211-4.png
図3. [オブジェクトの選択] で図形を選択した状態


[ホーム]タブの [選択]➜[オブジェクトの選択と表示]、または描画ツール [書式]タブの配置にある [オブジェクトの選択と表示] で選択ウィンドウを表示しておくと、水平、垂直の直線コネクタと直線矢印コネクタが選択されていないことが分かります。
例にはありませんが、フリーフォーム図形で作成した直線の図形も同じ状態になります。

zu190211-5.png
図4. オブジェクトの選択と表示の選択ウィンドウの表示状態


選択されない原因を調べてみると、水平、垂直の直線は、描画ツール [書式]タブのサイズの一方の値が [0 mm] となっており、完全に水平、垂直の直線図形になっていることが分かります。
水平、垂直以外の直線は選択され、描画キャンバス内ではすべてが選択されます。

選択されない図形のサイズは一方が [0 mm] になっているので、値を [0.02mm] に変更してみると [オブジェクトの選択] で選択されるようになります。

[0.1 mm] と値を少し大きくすると直線に滲みが出てきますが、[0.02 mm] では滲みは目立ちませんので、[オブジェクトの選択] を利用して選択をしたい場合は、あらかじめ水平、垂直の直線図形の作成時に、端点の位置を [0.02 mm] のように微小な値に変えて作成しておくと良さそうです。

zu190211-6.png
図5. 水平、垂直の直線は、サイズで端点の位置を微小に変える


水平、垂直の直線の値を変えたくない場合に、他の図形と一括で選択するには、[オブジェクトの選択と表示] ウィンドウを表示しておき、[オブジェクトの選択] で図形範囲をドラッグで選択して、選択ウィンドウで [Ctrl] キーを押しながら選択されていない図形の名前をクリックして、追加選択する方法があります。


【参考】
直線、直線矢印などの図形は、カギ型や曲線コネクタ図形と同じコネクタ線に分類されており、描画キャンバス内で複数図形の接続点間を結ぶためのコネクタ線と呼ばれる図形で、図形を移動すると追従して移動します。
描画キャンバスを使用しない場合は、図形の接続点は表示されないため、それぞれ単独の図形になります。

本現象は Office 2013, 2016, 2019 の Word のみで発生し、Excel、PowerPoint などでは選択可能です。
図形オブジェクトを選択する機能として、各アプリで同じ動作になるように統一してほしいと改善要望をフィードバックしておきましたが、図形を選択する時の参考になれば幸いです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word 2019 図/図形の文字列の折り返し点の設定に不具合 [Word]

Word 文書に図/図形を挿入して、挿入した図/図形の周囲に文字列が回り込むようにしたい場合に、「文字列の折り返し」を四角形、外周(狭く)、内部などにして配置するようにします。

図形の周囲には文字列を折り返しするための「折り返し点」が設定されていて、図形を右クリックし、[文字列の折り返し]→[折り返し点の編集] を選択して、どのような状態に折り返し点が設定されているかを表示、編集することができるようになっています。

zu190201-2.png

図形の向きを変更したい場合、図ツールまたは描画ツールの [書式] タブで、配置の [回転] を使用して図/図形の向きを変更することができますが、上下反転、左右反転を行うと図/図形のみ反転して、文字列の折り返し点が移動しない不具合があります。

zu190201-1.jpg

この現象は Word 2016 でも発生していましたが、こちらは1月の更新で修正されたようです。
Word 2019 はまだ未修正のようで、既知の問題として調査中ということでした。

図/図形の反転を行って、文字列の折り返しがおかしい場合は、[折り返し点の編集] で折り返し点を修正できますので、修正されるまでの間は個別に修正で対処が必要になってきます。

なお、文字列の折り返し点は、位置の変更と追加をすることはできますが、削除する機能はありませんので、誤って追加した場合は [元に戻す] で戻してやり直しするようにします。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word 2016で、両面印刷の割り付け印刷をすると偶数ページが印刷されない [Word]

Word 2016 で、用紙の両面印刷で 2ページ/枚などの割り付けにより両面印刷をする場合、Word の印刷設定で印刷方法を指定して印刷すると、偶数ページが白紙となって印刷されない現象が発生するようです。
プリンターのプロパティから、プリンタードライバー側で両面印刷、割り付けの設定を行って印刷すると、すべてのページが正常に印刷されましたので、Word の印刷設定に不具合があると思います。

この現象は Word 2016 のみ発生し、Word 2013、Word 2019 では発生しませんでした。
Word 2016 のバージョンは 1812 (ビルド 11126.20266 クイック実行) 32ビット版で、同時に確認したWord 2019 も同じバージョンとなっていますが、こちらは正常でした。
また片面の割り付け印刷は、印刷設定をWord側、プリンター側のどちらで行っても、すべて正常に印刷されました。

印刷テストしたサンプルの文書イメージ (全4ページ)
zu190131-21.png

■ Word の印刷設定で両面の割り付け印刷をした場合の例
[ファイル]タブの印刷の設定で、[両面印刷 短辺を綴じます] および [2ページ/枚]を選択して、[印刷]をクリックして印刷します。

zu190131-22.png

プリンターのプレビューで印刷される状態を確認すると、割り付け、両面印刷になっています。
1枚目(表示ページ:1ページ=表面側)は、文書の1, 2ページ目が印刷される状態になっています。
2枚目(表示ページ:2ページ=裏面側)は、文書の3, 4ページ目が印刷されるはずですが、4ページ目の偶数ページが抜けています。

zu190131-23.png

※別のページ数の多い文書でも確認してみましたが、先頭ページ以外の偶数ページ (4,6,8,・・・) がすべて抜け落ちて白紙になっており印刷されませんでした。
 先頭ページの表面だけは偶数ページが印刷されますが、それ以外の偶数ページはすべて

■プリンタードライバー側で設定して印刷した場合の例
Word の印刷設定は [片面印刷]、[1ページ/枚] の状態で、プリンターのプロパティを選択して、プリンタードライバー側で [割り付け]、[両面印刷]、[短辺とじ] に設定して印刷してみました。

zu190131-24.png

Wordの印刷設定画面に戻った時、[両面印刷 短辺を綴じます] に変わっていますが、用紙への印刷方法は [1ページ/枚] のままとなっています。

zu190131-25.png

この状態で [印刷]ボタンをクリックして、プリンターの印刷プレビューで確認すると、すべてのページが印刷される状態で表示されてきます。
Word の印刷設定で印刷した場合と明らかに結果が違い、実際に印刷すると印刷プレビューの通り、1枚の用紙の両面に4ページ分がすべて印刷されてきます。

zu190131-26.png


Word 側で 2ページ/枚 に設定して、更にプリンタードライバー側で割り付け印刷の 2ページのように、両方で設定すると 4ページ/枚の割り付けをしたことになってしまいますので、印刷設定はどちらか片方で行うようにしたほうが良いと思います。

標準のページ設定ではなく、袋とじなどの両面印刷を行う場合に、偶数ページに図があると偶数ページが白紙となって印刷されない問題もあるようですが、こちらは原因が不明で回避する方法が見当たらないようです。


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

均等割り付けした文字列を上書きモードで変更するときの不具合 [Word]

Word を使用して作成する文書で、一覧項目の一部の文字列の長さを揃えるために、タブ揃えと均等割り付けを使用することが多いと思います。

Word 2016 または Word 2019 を使用の場合、上書きモードで作成した均等割り付けの文字列を変更すると、正常に変更できない不具合があるようです。
以前の Word 2013、Word 2010 などでは、この現象は起きませんでした。

上書きモードで変更しようとすると、均等割り付けされた文字列の文字数と、変更する文字の位置、変更入力する文字数によって違ってきますが、
・均等割り付けが解除されてしまう
・均等割り付けの途中に通常文字で入力され、均等割り付けの文字列範囲が分断される
・均等割り付けの後ろの文字に上書きされてしまう
といったような現象が発生します。

zu190131-1.png

一覧項目の文字の先頭を揃えるために、タブ揃えを使用することも多いと思いますが、文字並びが大きく崩れてしまうこともあります.。

均等割り付けされた文字列を変更する場合には、上書きモードではなく、挿入モードで文字を追加入力し、不要な文字を削除するといった対応が必要になってきます。

※この現象については不具合としてフィードバックしておきましたが、同様の現象が発生する方はできるだけフィードバックされるようにしたほうが良いと思います。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

縦書きのワードアートで文字の効果の変形を行う際の注意点 [Word]

ワードアートを使うと、文字に装飾効果、変形、立体化など、デザインされた文字を作成することができ、見栄えのある POP やチラシなどの作成に効果があります。

ワードアートの作成は、[挿入]タブのテキストの [ワードアートの挿入] で作成する方法と、入力済みの文字列を選択して [ワードアートの挿入] で作成する方法がありますが、すべて横書きで作成されます。

横書きのワードアートの場合は、いろいろな文字の効果を設定が可能ですが、縦書きのワードアートで文字の効果の変形を使用する場合は、作成方法に注意する点があります。

実用上は、方法1、方法2、方法5 によるのが横書き、縦書きのどちらも作成可能で、方法3、方法4は縦書きでは問題ありとなってきます。

ワードアートの代わりにテキストボックスで文字列を作成して、文字のスタイルや文字の効果を設定する方法で作成することもできます。

方法1.横書きのワードアートから縦書きのワードアートにする
(1) [ワードアートの挿入]で横書きのワードアートを作成する。
(2) 描画ツール [書式]タブ➜テキストの [文字列の方向] ➜横書き(左90度回転) で文字列を左向きにする。
(3) ワードアート枠を右に90度回転して縦向きの文字列にする。
(4) 描画ツール [書式]タブのワードアートのスタイルの [文字の効果] で、影、反射、光彩、3-D回転、変形 などの設定を行う。

zu190128-1.png

方法2.横書きテキストボックスで作成する
(1) [挿入]タブ➜[テキストボックス] ➜[横書きテキストボックスの描画] で横書きの文字列を作成して、任意のフォント・サイズ、色などを設定する。
(2) 入力した文字列を選択して、描画ツール [書式]タブのワードアートのスタイルの [クイックスタイル] で文字のスタイルを変更し、テキストの [文字列の方向] ➜横書き(左90度回転) で文字列を左向きにする。
(3) テキストボックスを右に90度回転して縦向きの文字列にする。
(4) 描画ツール [書式]タブのワードアートのスタイルの [文字の効果] で、影、反射、光彩、3-D回転、変形 などの設定を行う。

zu190128-2.png

方法3.横書きのワードアート幅を狭くして、縦並び一列の文字列として作成する
(1) 横書きでワードアート文字を作成し、文字枠の幅を狭くして縦並び一列の文字列にする。
  ※使用フォントによって文字並びが一定にならない。記号文字の向きは考慮が必要。
(2) 文字間隔が広くなるので、段落設定で行間を固定値にして文字間隔を狭くする。
(3) 変形すると文字が崩れて見える ➜ 元が横書きなので枠幅を広げると横書きとなっている。
※縦並びにした時の段落記号の位置に注目すると、文字の下ではなく右側にあります。
 これは、文字枠が狭いために折り返しているだけで、横書きであることを示しています。
※横書きのテキストボックスで作成した場合も同様になります。

zu190128-3.png

方法4.縦書きテキストボックスで作成する
(1) 縦書きテキストボックスで文字を作成する。
(2) 変形すると文字が崩れる ➜ 枠幅を広げると右寄せの縦書き文字になっている。
(3) 変形すると文字サイズが大きく表示される。
  変形した文字の大きさを変えるには、フォントサイズと枠サイズの変更が必要になる。
※枠サイズに対して、変形した時の文字サイズの調整に不具合が発生します。
※ワードアートは横書きのため、縦書きテキストボックスの文字方向との整合性で問題が発生するように思います。

zu190128-4.png

方法5.Word 2007以前と同様のワードアートで作成する
(1) Alt➜ I ➜ P ➜ W の順にキーを押す。
(2) ワードアートテキストの編集が表示されるので、任意の文字を入力する。
(3) ワードアートツール [書式]タブで、文字のデザインを編集する。
  テキストの [縦書きテキスト]、ワードアートのスタイルの [形状の変更]、文字の色設定、影効果、3-D効果などがあります。
※以前のバージョンのワードアートは、テキストではなく描画オブジェクトで挿入されます。

zu190128-5.png

参考情報
ワードアートを挿入する


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Windows10 の Wordでファイルを保存できない場合の原因と対処方法 [Word]

概要
Windows10 Fall Creators Update 以降の Windows10 環境で、Word や Excel などのファイルを保存しようとすると、「ファイルが見つかりません。ファイル名を確認して再実行してください。」というエラーが表示されて、ファイルを保存することができない現象が発生することがあるようです。
※Office の場合は Word で発生することが多いようですが Excel、PowerPoint などにも有効な方法で、Office 以外の問題のないアプリでファイルアクセスがブロックされてしまうような場合にも使える方法です。(エラーメッセージは違う場合があります)

 zu190127-1a.jpg

原因の一つとして考えられるのは、Windows10 Fall Creators Update で追加されたセキュリティ機能強化の『フォルダー アクセスの制御』がオンになっている場合で、安全なアプリが有害と誤認識されて、悪意のあるソフトからシステムを保護するためにフォルダー、ファイルへのアクセスがブロックされてしまうことが原因と考えられます。

念のため『フォルダー アクセスの制御』を確認するとオフになっていたので、オンに変更してみましたが、特に変わりはないので環境によって違ってくるのかもしれません。
通常は Word、Excel などの Office アプリが影響を受けることは殆ど無いはずですが、一部で発生しているケースも見受けられるようなので、使用環境によって違いがあるようですが、なぜ違いが出るかはエラーに遭遇したことがないのでわかりません。

前述のエラーが発生してファイルを保存できない場合は、以下のいずれかの対処方法でエラーを回避できるか確認してみるのが良さそうです。

<2019-02-24> Windowsの更新により更新とセキュリティ画面の一部が変わったことと、手順を省略できる個所があったので、記事内容を見直して変更しました。


対処方法1 フォルダー アクセスの制御を「オフ」に変更する
この方法は、エラーの原因がフォルダー アクセス許可にあるか確認用として使用し、恒久的に変更する場合は対処方法2で追加設定するようにしてください。

1) スタート ➜ 設定を選択
 zu190127-2a.jpg

2) 「更新とセキュリティ」を選択
 zu190127-3a.jpg

3) 左の「Windows セキュリティ」を選択し、「ウィルスと脅威の防止」を選択
 zu190127-4a.jpg

4) ウィルスと脅威の防止画面を一番下までスクロールして、「ランサムウェア防止の管理」を選択
 zu190127-5a.jpg

5) ランサムウェアの防止の、コントロールされたフォルダー アクセスのスイッチが「オン」の場合は「オフ」に変更する
 zu190127-6a.jpg

6) アプリケーション (Word など) でエラーが解消されているか確認する
 エラーが解消される場合は、ブロックされないようにフォルダー アクセス許可に追加が必要になります。

注) フォルダー アクセスの制御を「オフ」に変更の場合、ランサムウェア対策が行われないためセキュリティ低下による危険性があるので、フォルダーのブロックに関連して発生するエラーか、一時的な判断などで使用されることを薦めます。 スイッチをオフにして問題が解消する場合はスイッチをオンにして、許可されたアプリとして追加することを推奨します。


対処方法2 フォルダー アクセスの制御は「オン」のまま、「許可されたアプリを追加する」から      許可するアプリケーション (WINWORD.EXE) を追加する

■Word プログラム (WINWORD.EXE) のある場所 (フォルダーパス) を確認しておく
最後に必要となるので、Word プログラム (WINWORD.EXE) がある場所を事前に確認しておくようにします。

a) スタート➜Wordを右クリック➜その他➜ [ファイルの場所を開く] を選択する。
 zu190127-7a.jpg

b) アプリのショートカットの場所が表示されるので、Word のショートカットを右クリック➜プロパティを選択、または➜ [ファイルの場所を開く] を選択する。
 zu190127-8a.png

c) プロパティの [ショートカット]タブのリンク先に、WINWORD.EXE のパスが表示されています。
 zu190127-9a.png

d) [ファイルの場所] をクリックすると、エクスプローラー画面で Word プログラム (WINWORD.EXE) あるフォルダー内容が表示されます。
リンク先かファイルの場所で、WINWORD.EXEのフォルダーのパスを参照してメモしておきます。
 zu190127-10a.png


Word を許可されたフォルダー アクセスに追加する手順
1) 対処方法1 の 1)~5) まで同じ手順で選択する
2) コントロールされたフォルダー アクセスのスイッチは「オン」の状態で、「アプリをコントロールされたフォルダー アクセスで許可する」を選択する。
 zu190127-11a.jpg

3) アプリをコントロールされたフォルダー アクセスで許可するにある、[+] 許可されたアプリを追加するをクリックする
 zu190127-12a.jpg

4)「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」の確認ダイアログだけの表示になるので [はい] を選択する
 zu190127-13a.png

5) 再度 [+] 許可されたアプリを追加するをクリックし、[最近ブロックされたアプリ] を選択して Wordがあれば追加して終了する
 zu190127-14a.png

6) 無い場合は [すべてのアプリを参照] を選択して追加する
 zu190127-15a.png

7) エクスプローラー形式のアプリ選択画面が表示されるので、事前にメモしたアプリの場所のフォルダーを選択して、 WINWORD.EXE を選択し [開く] で追加する
 zu190127-16a.png

8) アプリケーションでエラーが解消されているか確認する

補足
この記事の内容はクイック実行版の Office 2019 デスクトップアプリで確認しています。
アプリケーションのある場所は Office 製品の種類 (ストアアプリ版/デスクトップ版、32/64ビットの区別) と、インストール方式 (MSI/C2Rクイック実行) などにより違ってきます。
Windows 10 の場合、スタートメニューのアプリ (Excel, Word など) を右クリックし、その他 → ファイルの場所を開くでアプリのショートカットを表示し、ショートカットを右クリックしてプロパティの [ショートカット] タブのリンク先で、実行プログラム (*.EXE) がある場所を確認できます。

参考情報
フォルダー アクセス制御に関連する記事です。
Windows Defender セキュリティ センターでブロックされているアプリを許可する
フォルダー アクセスの制御をカスタマイズ

その他、ファイル保存の関連情報
Word 文書を保存することができない場合に試してみる方法 [Word]
Word ファイルが読み取り専用となってしまい上書き保存できなくなる現象 [Word]
「ディスクの空き容量またはメモリが不足しています。指定されたフォントを表示できません」が表示された時の対処方法 [Word]


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word 2019 に追加された機能 [Word]

2018年9月25日に法人向け、2019年1月22日に一般ユーザー向けに発売された日本語版 Office 2019 の、Word 2019 に追加された機能の概要の紹介です。

Office 2019 は買い切りの永続ライセンスの製品で、ひとつ前の Office 2016 に Office 365の新機能の一部が追加された機能となっています。
サブスクリプション製品ではないため、新たな機能が追加されることはありませんので、常に最新の機能で使用したい方は、Office 365 製品の導入をお勧めします。

注) 複数のバージョンで文書ファイルを共有する場合は、以前のバージョンでサポートされている描画オブジェクト(図形)などに変換をするなど、機能の互換性を考慮した利用が必要になる場合があります。

Word 2019 に追加された機能
① [描画]タブでインク機能、手書きの図形や数式を変換できる機能が追加された
ペン、鉛筆書き、蛍光ペンなどで、手書きの図形作成や塗りつぶしなどができるインク図形の作成機能で、太さ、色、文字飾りを選択でき、消しゴムで削除ができる。
[校閲]タブの [インクを非表示にする] でインク図形の表示をオン/オフができる。
[インクを数式に変換] は、手書きで数式を作成すると数式に変換され、文書に数式が挿入ができる。

■インクの描画機能
ペンで描画する時に、[インクを図形に変換] をオンの状態で作成すると、自動で描画オブジェクト (図形) に変換される。

zu190125-1.jpg

■インクを数式に変換
手書きの入力枠で手書き入力すると、数式に変換されて文書に挿入できる。

zu190125-2.jpg


② [挿入]タブの図に [アイコン]、[3Dモデル] が追加された
多数のアイコン(記号) が利用可能となった。
3Dモデルはオフライン(ファイル)とオンラインが用意されており、多くの3Dモデルを挿入可能となった。

zu190125-3.jpg

■アイコン
画像形式はSVG画像で、選択するとグラフィックスツール [書式] タブが追加表示され、通常の図形と同様の編集、図形に変換のメニューが表示されます。
基本は黒色となっているが、[図形に変換] で Office 描画オブジェクトに変換すると、要素ごとに色を変更することができます。

zu190125-4.jpg

■3Dモデル
ファイルからとオンライン ソースからの 2種類が用意されており、用意された 3Dモデルを選択して挿入ができる。

(オンライン ソースからの例)
zu190125-5.jpg


③ [表示]タブにイマーシブの [学習ツール] が追加された
文字列全体の幅を変更、ページの色をセピア、白黒反転表示、表示行数を指定行数にフォーカスして表示、文字間隔の変更、音声の読み上げなどがあり、文書を目視で確認する場合などに一時的に表示を変える機能で、ページ設定やフォント設定の文字数や文字間隔などは変わらない。
[学習ツール] を閉じると、印刷レイアウトなどの通常表示に戻ります。
音節は利用可能な言語に制限がある。

[学習ツール] をクリックすると、リボンメニューが変わる。

zu190125-6 .jpg

列幅、ページの色、行フォーカスの内容

zu190125-7.jpg

列幅・・・行全体の表示幅を、狭くしたり、広くして表示される。
ページの色・・・ページ(用紙)の色がセピア色や、白黒反転表示になる。
行フォーカス・・・指定の行数だけフォーカスされ、前後行は濃いグレーでマスクされた表示となる。

■ページの色をセピアにした例 (列幅はやや狭い)
zu190125-8.jpg

■ページの色を白黒反転とした例 (列幅は広い)
zu190125-9.jpg

■行フォーカスを5行とした場合の表示例 (列幅は狭い)
zu190125-10.jpg


参考情報
Office 2019 の新機能
Word の学習ツール
Microsoft Office でアイコンを挿入する
Office で図形やテキストを手描き入力する



nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット