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Office の Word のみが異常 (応答なしなど) となる原因を調べる方法 [Word]

起動時、使用時、終了時などに何らかのトラブルが発生する場合に、Office のバージョンに関係なく、トラブルを解消するために行ってみると良いと思われる方法を取り上げて見ました。

問題の原因を探る(切り分けする)ためには、意外と多くの対応方法があります。

Office の修復、または再インストールを行ってみる。
(a) Office 2013以降ならクイック修復およびオンライン修復、Office 2010以前なら修復になります。
(b) 再インストールをする場合、Office 2013 以降のクイックバージョンは事前にアンインストールが必要ですが、コントロールパネルからのアンインストールの他、マイクロソフトから入手可能な Fix it ツールを使用して Office を完全に削除する方法があります。
削除・再インストールを行う場合は、事前に Microsoft アカウント、プロダクトキーなどを確認・用意してから実施するようにします。
Office アプリケーションを修復する

アドインによる影響か判断するため、セーフモードで起動してみる。
セーフモードで起動する方法には、
(a) Windows キーとR キーを一緒に押してファイル名を指定して実行を表示、またはファイルやフォルダーの検索ボックスで、winword.exe /safe ( / の手前は半角スペース) とコマンドを入力して実行する方法
(b) [Ctrl] キーを押しながら Word を指定して起動する方法
がある。
セーフモードで正常動作するようなら、オプションのアドインの [COM アドイン] の [設定] で、使用できるアドインのチェックを外していき、通常起動でどのアドインの影響かを特定する。

別のユーザーアカウントでログインして、動作を確かめてみる。
別のアカウントが無い場合は、新規のユーザー アカウントを作成して、正常に動作するかどうかを確かめてみる方法です。
正常に動作するような場合は、異常になるアカウント(ユーザープロファイル)の破損が疑われます。

Office の他のアプリケーションでも、同様の現象が発生するかどうか確かめてみる。

特定のファイルでのみ発生するのか、すべてのファイルでも発生するか確かめてみる。
 特定ファイルのみで起きる場合は、[ファイル] タブ-[開く|▾] の ▾ 部をクリックして、[開いて修復] で開いた場合はなるかチェックしてみる。
 すべてのファイルで発生する場合は、既定のプログラムの関連付けが変わっていないかをチェックしてみる。

セキュリティー対策ソフトの影響をみるため、セキュリティソフトを一時停止またはアンインストールをして Office ソフトの動作確認をしてみる。

プリンタードライバー、その他のソフトが Windows 10 などの 使用 OS に対応しているかどうかを確認する。
(a) プリンタードライバーソフトなどの場合、メーカーのWebページなどで、使用している Windows のバージョンに対応しているか、最新のものが提供されているかなどの確認をしてみます。
(b) 常駐ソフトなどの影響によるのかどうか Windows をクリーンブートして確かめてみる。
Windows 10 - 常駐アプリケーションを停止してトラブルの原因を確認する方法
Windows でクリーン ブートを実行する方法

特に Windows 7/8/8.1 などから Windows 10 にアップグレードを行う場合には、元々入っているソフトが Windows 10 に対応しているかどうか、事前にチェックをしてから行うようにするのが良いでしょう。

以下の事例は、Windows 8.1 から Windows 10 にアップグレードを行った結果、Word 2013 のみが異常終了となってしまう現象が発生するようになり、原因はセキュリティ対策ソフトにあったという事例です。

例) windows10でword2013が異常終了する(反応なし)

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