Microsoft Office で、"この製品のライセンスを確認できませんでした" と表示される場合の対処方法

Microsoft Office 2013、Office 2016 などの起動時や使用中に、突然「この製品のライセンスを確認できませんでした。」と表示されることがあるようです。
正規の製品を購入して、正式なライセンス認証が済んでいるにも関わらず、突然表示されると、「エ～！」と思ってしますよね。

この現象は Windows 7 で発生することは少なく、Windows 8 や Windows 10 の環境で発生することが多いようです。
メッセージが表示されて使用できなくなってしまったような場合の対処方法は、以下のようなことを試して見ると良いようです。
・PCを一度完全シャットダウンして再起動してみる。(特に Windows 8/8.1、10 の場合)
・[ファイル]タブのヘルプ、または[ファイル]タブのアカウントで、ライセンスの表示がどうなっているかを確認して、ライセンス認証された製品となっていない場合は [ライセンス認証] を行う。
・コントロールパネルのプログラムのアンインストールで Microsoft Office を選択して、変更の修復からクイック修復またはオンライン修復を行ってみる。
・エラーの発生しているプログラムアイコンを右クリックし、[プロパティ] の [互換性] タブを開いて、"互換モードでこのプログラムを実行" がオンになっていたらオフにしてみる。(通常はオフになっている)
など。

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Office 2016 で "Microsoft Office でこのアプリケーションのライセンスが見つかりません。修復は正常に行われなかったか、キャンセルされました。Microsoft Office は終了します。" と表示される場合、更新プログラムがまだリリースされていないので、今すぐ更新でバージョンを 16.0.7167.2060 以降に更新して対処するようにとのことです。(2016-09-20 追加)
Office でライセンスが見つからず、アプリケーションが閉じる
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こちらの Microsoft Office で （非商用目的）（ライセンスのない製品）と表示される場合の対処法 の記事で、似たようなことを書きましたが、これとはまた少し違うところがあるようです。

購入した PC に付属していた Office を、他の PC に入れて使おうとしたり、格安で売っているものを購入したりすると、殆どは使用ライセンスの問題によって使うことはできませんので、正規の製品を使って、パッケージやプロダクトキー、Microsoft アカウントなど重要なものは忘れずに整理・保管しておくようにして、安心して使うことができるのが一番ですね。

参考にした情報
Office 2013を使っていて、「この製品のライセンスを確認できませんでした。」と表示されたときの対処方法の一つ
"この製品のライセンスを確認できません。コントロール パネルを使用して Office プログラムを修復する必要があります"　と出てOutlookが動作しない
Office 2010 を起動するとエラー メッセージ「Office 2010 ではこのアプリケーションのライセンスを確認できませんでした。コントロール パネルから Office 製品を修復してください。」が表示されることがある
Office 2013 のインストール中にアプリケーションを起動すると "ライセンスを確認できませんでした" メッセージが表示される場合がある
Office アプリケーションを起動すると、「Microsoft Office は、この製品のライセンスを確認できません」エラーが発生する

その他
使用中に "このアプリケーションのライセンスがみつかりませんでした" というメッセージが表示されて、使用することができなくなってしまうことがあるようです。
このような場合は、以下の情報にあることを試してみると良いようです。

Office のライセンスのない製品というエラーとアクティブ化のエラー

--- 2021-07-02 追加 ---
Windows 10 上の Office アプリでエラーとなる場合は、以下の記事も参考にしてください。
Officeアプリでライセンスのない製品、使用期間が終了、エラー 0x80070005などと表示されて使用できない