SSブログ

Word のカーソルを太く表示するには [Word]

Word で文字列を入力・編集する際のカーソルは細い縦棒で表示されますが、Word だけこのカーソルを太く変更する機能はありません。
カーソル設定は Windows の設定となっているので、他のアプリも含めてカーソル表示が変わっても良い場合は、以下の設定で変更することができます。
Windows 10 の場合を例に、設定方法を示します。

[スタート] ➜ [設定] ➜ 簡単操作を選択します。
zu190526-1.jpg

カーソルとポインターのサイズを選択して、カーソルの太さを変更します。
変更後、右上の [✕] で設定を閉じます。
zu190526-2.jpg

変更した太さにより、以下のようになります。
zu190526-3.png

注)アプリの機能固有に表示されるカーソルは変更されません。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

Word の縦書き印刷時に、記号、小文字、句読点の位置や向きに不具合 [Word]

Windows 10 環境の Word 2016、Word 2019 などの縦書き文書で、フォントに游明朝、游ゴシックを使用してを作成した文書を印刷すると、カギ括弧(「」) の向き、長音記号の向き、句読点 (、。) の位置、小文字のひらがななどの位置に不具合が発生するようです。

 カギ括弧 (「」) の記号文字の向き ・・・ 横書きと同様の向きになる
 縦向きの長音記号(-)の文字の向き ・・・ 横向きになる
 句読点 (、。) の表示位置 ・・・ 文字の右下ではなく、左下側に表示される
 小文字のひらがな (っ、ゃなど) ・・・ 左寄りになる

文書作成の編集画面、印刷プレビュー画面では正常に表示されるようですが、印刷すると文字方向や記号、小文字ひらがななどの位置が左寄りで印刷されるようです。
PDF への出力も同様になります。(印刷で Print to PDF にして出力してみました)

zu190604-1.png

原因
5月の Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム KB4495667 または KB4494441 が原因で、この不具合が発生するようです。

対処方法
使用フォントをMS明朝、MSゴシックなどの別のフォントに変更するか、フォント変更が難しい場合は一時的に該当の KB を削除して回避することになるようです。

関連の情報
Windows 10 で記号の縦書きが正しく処理されない
Wordで縦書を選択した場合、記号だけ横書で印刷される、その後。

補足
以前も同様の現象が出たことがありましたが、その際はフィードバックにより修正されました。
本現象に遭遇された方は、できるだけフィードバックされたほうが良いと思います。

あっ、記事を書いていて思い出したんですが、文字列の均等割り付けも不具合となっていました。
新規に作成した文書は設定、編集しても正常で問題は出ませんが、過去に作成して保存してある文書の時に、均等割り付けの箇所が文字編集できなくなっています。
※いつからかは不明ですが、4~5月の最近の更新前に保存してある、均等割り付けを使用している文書が不具合になるようなので、これもフィードバックですね。

----- 2019-6-22 追記 -----
縦書き文書で游フォントの記号の向きがおかしくなる現象については、Windows 10 のバージョンが 1809 で発生するようです。
バージョンを 1903 にアップデートで更新すると、正常な表示に改善されるそうです。
検索ボックスに winver と入力して [Enter] を押すと Windowsのバージョンを確認できます。
※[スタート]を右クリックし、システムを選択しても参照できます。

----- 2019-07-07 追記 -----
Windows 10 バージョン 1903 は大型アップデートとなっていますので、更新には時間がかかります。
Windows 10 バージョン 1903 への更新ですが、インターネット接続環境(速度)、PCの性能などで更新に要する時間がかなりかかる場合があります。
手元のサブノートPCが 1809 のまま使用していたので、1903 に更新してみたところ 6時間かかりました。
CPU: Core i3 1.5GHz (Intel 2377M), メモリ: 4GB, HDD: 500GB の 6~7年前のPCで、インターネット接続の回線速度は 300Mbps です。
ダウンロードに 2H、更新インストールに 3.5H、再起動に 0.5H を要して、更新完了となりました。
更新後、問題のあったフォントも正常表示となったことを確認しています。

バージョン 1903 の通知はかなり前に来ていたのですが、設定➜更新とセキュリティ➜Windows Update で 1903 に更新インストールで手動更新しないと更新されません。
更新すると[スタート]の横に検索アイコンが増えて、背景の透明化など画面の色合いも少し変わります。
タイルやタスクバーなどが明るいグレーになって見づらい箇所もあったので、[設定]の色で元と同様の感じに再設定しました。

Windows 10 May 2019 Update (バージョン 1903) の紹介

----- 2019-10-10 追記 -----
Word 2016/2019 における縦書き印刷や、PDF出力時の不具合(記号の位置、文字の重なりなど)については、10月8日にリリースされた Officeの更新プログラムで解消されたようです。
Windows 10 がバージョン 1903 にしても発生する場合は、[ファイル]タブ➜アカウントで Office のバージョンがバージョン 1906 以前になっている場合は、 [更新オプション] の [今すぐ更新] でバージョン 1909 ビルド 12026.20320 以降に更新すると、正常な印刷や PDF作成が可能になるはずです。(当方はこれで解消されました)

注) MS コミュニティを参照すると、上記の状態でも正常とならない人がいるようで、古い更新バージョンに変更して、自動更新を無効にして対応しているそうです。
  wordで縦書きが横書きになる。(差し込み印刷で縦書き時の不具合の例です)


nice!(1)  コメント(13) 
共通テーマ:パソコン・インターネット