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Word 文書のページ境界の上下余白の表示と非表示 [Word]

Word で文書の作成、編集は、通常「印刷レイアウト」表示で操作を行っていると思います。
印刷レイアウト表示は、[表示]タブの表示、またはステータスバーの右側のほう (ズームバーの左側) にあるアイコンで指定できます。

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図1 表示モードの設定

この印刷レイアウト表示は、既定ではページの変わり目がグレーの帯で区切られて、上下の余白が表示されるようになっています。

インターネットのコミュニティサイトなどで時々見かけますが、ページの変わり目が一本の線になってしまい、元に戻すにはどうすれば良いか?といった内容です。
ページが一本の線で表示された状態になって、ページが繋がって表示されると、上下余白とヘッダー、フッターの内容が見えなくなります。
※上下余白を非表示にすることで、本文の上下表示領域が少し広くなります。(PC画面は横長なので)

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図2 印刷レイアウト表示画面(左が既定の状態、右が上下余白非表示の状態)

これは、文書作成や編集を行っている最中に、意識しないで操作を行ったものと思いますが、簡単な操作で上下の余白部分を表示、非表示にすることができるようになっています。

Word の印刷レイアウト表示で、ページ境界の線、ページの上端部分にカーソルを合わせると、カーソルの形が変化します。
カーソルの形が変わったときにダブルクリックすると、上下余白の表示/非表示の状態が切り替わります。

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図3 上下余白の表示/非表示を切り替えするカーソル

上記の設定は Word のオプションの表示設定に、該当の項目があります。
[ファイル]タブ > オプション > 表示を選択すると、右のページ表示オプションに「印刷レイアウト表示でページ間の余白を表示する」という項目があります。
チェックを入れると上下余白がある状態、チェックを外すと上下余白の無い状態になります。

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図4 Word の表示オプションの設定

用紙端のダブルクリックによる切り替えと、オプションの表示切り替えのチェックは連動しています。


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蛍光ペンの色追加 (PowerPoint と Word) [Office全般]

Office アプリで作成したテキストを強調表示する方法として、蛍光ペン機能で文字の背景に色を付ける方法があります。

PowerPoint の場合は、プレースホルダー、テキストボックスなどの文字列に、蛍光ペンで文字背景色を設定できます。
Word の場合は、本文の文字列、テキストボックスの文字列に対して、蛍光ペンで文字背景色を設定できます。

[ホーム]タブのフォントグループに [蛍光ペン] があり、文字列を選択して背景に色を設定することができますが、既定で選択できる色以外にしたい場合もあると思います。
Word はできませんが、PowerPoint は蛍光ペンに色を追加できることがわかりました。

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図1 既定で表示される蛍光ペンの色

PowerPoint で蛍光ペンの色を追加したい場合は、以下の手順で追加できます。(PowerPoint 2019 の例)

プレースホルダ―またはテキストボックス内でクリックして、[ホーム]タブのフォントグーループの [フォントの色] の [その他の色] を選択します。

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図2 フォントの色設定

色の設定が表示されるので、[標準] または [ユーザー設定] で色選択して [OK] とします。

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図3 色の設定画面

蛍光ペンの最近使用した色に図3で選択した色が追加されて、選択している文字列全体または一部に、追加した色を蛍光ペンで背景色を設定することができます。
最近使用した色は、フォントの色にも追加されます。
※Word はフォントの色だけ追加されて、蛍光ペンには追加されません。

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図4 蛍光ペンで文字列に追加の背景色を設定


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