Word 2019 のテキスト図形の回転と角度指定の回転 [Word]
Word のテキストボックスや、テキストの追加をした図形を回転するときは、枠線や図形だけの回転と、テキストも一緒に回転することができます。
テキストを一緒に回転するかしないかは、描画ツール [書式]タブの図形のスタイル グループ右下の、[図形の書式設定] ダイアログボックス、または図形を右クリックして [図形の書式設定] で、図形の書式設定ウィンドウを表示して、3個並んだアイコンの右端の [レイアウトとプロパティ] アイコンを選択して、テキストボックスの「テキストを回転させない」のチェックをオン/オフにすることで指定できます。
任意の角度に回転したいときは、図形の回転ハンドルをマウスでドラッグすると回転します。
角度を指定して回転する場合は、描画ツール [書式]タブの配置グループにある [オブジェクトの回転] > [その他の回転オプション]、または [サイズ] の [レイアウトの詳細設定:サイズ] ダイアログボックスで、レイアウト設定画面を表示して、角度で指定の角度に回転ができます。
このレイアウト設定画面で指定する角度は、0~±360度の範囲で指定できますが、180度方向 (時計の 9時方向) を基準に、時計方向廻りを+、反時計方向廻りを-の角度で指定となっているようです。
-角度を指定した場合、自動で+角度に変換されるのですが、-角度で指定の回転は不具合?があるので使用しないほうが良いと思います。
上の図は、0度の図形に対して回転角度を指定した例です。
+角度指定は指定通りになりますが、-角度指定で回転するとおかしな傾きになります。
赤文字の角度が自動で+に変換された角度で、+角度の傾きと対称の傾きになりません。
テキストを一緒に回転するかしないかは、描画ツール [書式]タブの図形のスタイル グループ右下の、[図形の書式設定] ダイアログボックス、または図形を右クリックして [図形の書式設定] で、図形の書式設定ウィンドウを表示して、3個並んだアイコンの右端の [レイアウトとプロパティ] アイコンを選択して、テキストボックスの「テキストを回転させない」のチェックをオン/オフにすることで指定できます。
任意の角度に回転したいときは、図形の回転ハンドルをマウスでドラッグすると回転します。
角度を指定して回転する場合は、描画ツール [書式]タブの配置グループにある [オブジェクトの回転] > [その他の回転オプション]、または [サイズ] の [レイアウトの詳細設定:サイズ] ダイアログボックスで、レイアウト設定画面を表示して、角度で指定の角度に回転ができます。
このレイアウト設定画面で指定する角度は、0~±360度の範囲で指定できますが、180度方向 (時計の 9時方向) を基準に、時計方向廻りを+、反時計方向廻りを-の角度で指定となっているようです。
-角度を指定した場合、自動で+角度に変換されるのですが、-角度で指定の回転は不具合?があるので使用しないほうが良いと思います。
上の図は、0度の図形に対して回転角度を指定した例です。
+角度指定は指定通りになりますが、-角度指定で回転するとおかしな傾きになります。
赤文字の角度が自動で+に変換された角度で、+角度の傾きと対称の傾きになりません。
Word 2019 が応答なしになる [Word]
スペックが低い PC (例えば、搭載 CPU が Celeron や、古い世代の Core i3、搭載メモリが 4GB などと小容量) で、大きなファイルサイズの文書を編集する場合などに、操作をするたびに数秒から数十秒待たされて、Word のタイトルバーの左に (応答なし) と表示されることがあります。
タスクマネージャーで CPU、メモリ、ディスクの使用状況を見ていると、ディスクアクセスは殆どないので、搭載CPU と搭載メモリ容量により差が出てくるようです。
Microsoft コミュニティで、Word 2019 で文書ファイルを開こうとすると応答なしになる、Word の入力に時間がかかるといった質問があったので、手元の環境で確認してみました。
CPU Core i5 (2410M 2.3GHz)、メモリ 8GB で作成した、ファイルサイズの大きい Word ファイルを、CPU Core i3 (2377M 1.5GHz)、メモリ 4GB の PC で試してみたところ、以下のような状態となりました。
Word は起動した状態からファイルを開いて、スクロールや編集を行う際の状態で、(応答なし) は Word のタイトルバーが白くなって、左側に表示されます。
① ページ数: 1,732ページ、文字数: 約243万字、ファイルサイズ: 3,990KB
ファイルを開くのに40秒、スクロール、編集を行おうとすると、操作を行うたびに 30~40秒 応答なしとなって待たされてしまい実用にならない状態となる。
② ページ数: 545ページ、文字数: 約98万字、ファイルサイズ: 1,484KB
ファイル開くのに 10秒、先頭ページから最終頁まで最初のスクロール時は15秒ほど応答なしとなるが、その後のスクロールや編集などは普通に可能な状態になる。
③ ページ数: 202ページ、文字数: 約30万字、ファイルサイズ: 818KB
ファイルを開くのに 4~5秒、最初のスクロールで5秒ほど応答なしとなるが、その後は割とスムーズにスクロールや編集が可能になる。
最初のスクロールだけ時間がかかるのは、ページがキャッシュされていないためと思います。
上記の状態となっても、タスクマネージャーの CPU使用率やメモリ使用量は、それほど高くなりません。
Core i5 の搭載メモリの多い PC では、大きなファイルの読み込みはそれなりに時間がかかるものの、スクロールや編集で応答なしとなる現象は殆ど起きませんので、PC のスペックの差によるものと思います。
wordの入力に時間がかかる
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保存してある文書を開くときに応答なしとなって、しばらく待ってファイルが開かれた後、編集しようとすると再び応答なしになってしまう現象については、購入 PC に付属でプレインストールされているストアアプリ版の Office 2019 で発生することがあるようです。
応答なしとなる原因としては、ストアアプリ版の Office は Windows のユニバーサルアプリ (UWP) であるために、エクスプローラーの [表示] タブのペインにある [詳細ウィンドウ] がオン状態になっていると Word や Excel が応答なしとなったそうです。
Word,Excelで作成した文書を開こうとすると応答なしと表示される。
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永続ライセンスの Office 2016 以降のバージョンは、ストアアプリ版とデスクトップ版の 2種類があり、購入 PC に付属でプレインストールされている Office は、通常ストアプリ版がインストールされます。
別途買い切りで購入した Office 2016/2019 や単体アプリの場合は、デスクトップ版の Office がインストールされます。
見分け方は、コントロールパネルの [プログラムと機能] と、[スタート]メニューを右クリックして [アプリと機能] で Office の名前で確認する方法と、Office アプリの [ファイル]タブの [アカウント] で、バージョン情報から確認ができます。
ストアアプリ版の Office の場合は、プログラムと機能には表示されず、アプリと機能で表示されます。
プログラムと機能、またはアプリと機能で、Office の名前を確認する
Microsoft Office Desktop Apps がある場合は、ストアアプリ版の Office
Microsoft Office xxxxxx 201x -ja-jp がある場合は、デスクトップ版の Office
です。
Office アプリの [ファイル]タブの [アカウント] から、バージョン情報で確認する
バージョン xxxx (ビルド xxxx.xxxx Microsoft Store) のときは、ストアアプリ版の Office
バージョン xxxx (ビルド xxxx.xxxx クイック実行) のときは、デスクトップ版の Office
です。
タスクマネージャーで CPU、メモリ、ディスクの使用状況を見ていると、ディスクアクセスは殆どないので、搭載CPU と搭載メモリ容量により差が出てくるようです。
Microsoft コミュニティで、Word 2019 で文書ファイルを開こうとすると応答なしになる、Word の入力に時間がかかるといった質問があったので、手元の環境で確認してみました。
CPU Core i5 (2410M 2.3GHz)、メモリ 8GB で作成した、ファイルサイズの大きい Word ファイルを、CPU Core i3 (2377M 1.5GHz)、メモリ 4GB の PC で試してみたところ、以下のような状態となりました。
Word は起動した状態からファイルを開いて、スクロールや編集を行う際の状態で、(応答なし) は Word のタイトルバーが白くなって、左側に表示されます。
① ページ数: 1,732ページ、文字数: 約243万字、ファイルサイズ: 3,990KB
ファイルを開くのに40秒、スクロール、編集を行おうとすると、操作を行うたびに 30~40秒 応答なしとなって待たされてしまい実用にならない状態となる。
② ページ数: 545ページ、文字数: 約98万字、ファイルサイズ: 1,484KB
ファイル開くのに 10秒、先頭ページから最終頁まで最初のスクロール時は15秒ほど応答なしとなるが、その後のスクロールや編集などは普通に可能な状態になる。
③ ページ数: 202ページ、文字数: 約30万字、ファイルサイズ: 818KB
ファイルを開くのに 4~5秒、最初のスクロールで5秒ほど応答なしとなるが、その後は割とスムーズにスクロールや編集が可能になる。
最初のスクロールだけ時間がかかるのは、ページがキャッシュされていないためと思います。
上記の状態となっても、タスクマネージャーの CPU使用率やメモリ使用量は、それほど高くなりません。
Core i5 の搭載メモリの多い PC では、大きなファイルの読み込みはそれなりに時間がかかるものの、スクロールや編集で応答なしとなる現象は殆ど起きませんので、PC のスペックの差によるものと思います。
wordの入力に時間がかかる
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保存してある文書を開くときに応答なしとなって、しばらく待ってファイルが開かれた後、編集しようとすると再び応答なしになってしまう現象については、購入 PC に付属でプレインストールされているストアアプリ版の Office 2019 で発生することがあるようです。
応答なしとなる原因としては、ストアアプリ版の Office は Windows のユニバーサルアプリ (UWP) であるために、エクスプローラーの [表示] タブのペインにある [詳細ウィンドウ] がオン状態になっていると Word や Excel が応答なしとなったそうです。
Word,Excelで作成した文書を開こうとすると応答なしと表示される。
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永続ライセンスの Office 2016 以降のバージョンは、ストアアプリ版とデスクトップ版の 2種類があり、購入 PC に付属でプレインストールされている Office は、通常ストアプリ版がインストールされます。
別途買い切りで購入した Office 2016/2019 や単体アプリの場合は、デスクトップ版の Office がインストールされます。
見分け方は、コントロールパネルの [プログラムと機能] と、[スタート]メニューを右クリックして [アプリと機能] で Office の名前で確認する方法と、Office アプリの [ファイル]タブの [アカウント] で、バージョン情報から確認ができます。
ストアアプリ版の Office の場合は、プログラムと機能には表示されず、アプリと機能で表示されます。
プログラムと機能、またはアプリと機能で、Office の名前を確認する
Microsoft Office Desktop Apps がある場合は、ストアアプリ版の Office
Microsoft Office xxxxxx 201x -ja-jp がある場合は、デスクトップ版の Office
です。
Office アプリの [ファイル]タブの [アカウント] から、バージョン情報で確認する
バージョン xxxx (ビルド xxxx.xxxx Microsoft Store) のときは、ストアアプリ版の Office
バージョン xxxx (ビルド xxxx.xxxx クイック実行) のときは、デスクトップ版の Office
です。